明治安田生命J2リーグ最終節が24日に行われ、鹿児島ユナイテッドFCの21位が確定した。
残留のためには勝つしかない21位の栃木は最終節、アウェイで千葉と激突。前半をスコアレスで折り返し、暗雲が立ち込めたが71分に田代雅也が先制点を奪取。この虎の子の1点を守りきり、1-0で勝利。最終節で降格圏を脱出し、逆転残留を果たした。
19位の町田はアウェイで山形に2-1で勝利し、土壇場でJ2残留を決めた。先制された町田だったが79分に下坂晃城、89分にロメロ・フランクが決めて逆転に成功。ギリギリでの残留を勝ち取った。
福岡に1-2で敗れた鹿児島が、J3降格圏でシーズンを終えることとなった。一方で今季のJ3でJ2クラブライセンスを保有しない藤枝MYFCが2位以内に入る可能性があり、その場合は藤枝が昇格できないため、21位の鹿児島が残留することになる。この事例は17シーズンにロアッソ熊本が21位でシーズンを終えたものの、J2クラブライセンスを持たないブラウブリッツ秋田がJ3を優勝したため、降格を免れていた。
一方で最下位のFC岐阜はすでにJ3降格が確定。2008年にJリーグに参入した岐阜は、一度もJ3降格を経験していなかったものの、12年目にして初の降格となった。
■J2残留争い 順位表
20．栃木SC（40・-20）
――J3降格圏――
21．鹿児島ユナイテッドFC（40・-32）
22．FC岐阜（30・-45）
※カッコ内は勝点・得失点差
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
