LAUTARO MARTINEZ INTER CHAMPIONS LEAGUE 23102019Getty Images

インテル今季CL初勝利!ホームでドルトムントを撃破

現地時間23日、チャンピオンズリーグ(CL)はグループリーグ第3節が行われ、インテルはホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァにドルトムントを迎えた。

2試合を終えて1分1敗、いまだ勝利のないインテルに対し、ドルトムントはバルセロナと互角以上の内容で引き分け1勝1敗。インテルがグループリーグを突破するためには、このドルトムントとの2連戦での勝利が絶対条件となる。

国内リーグでの好調ぶりを支えていたステファノ・センシを負傷で欠くインテルだが、ドルトムントも主将のマルコ・ロイス、パコ・アルカセルを負傷で欠き、互いに攻撃のキーマンを欠いた状態でグループリーグ突破を占う一戦を迎えた。

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立ち上がりからボールを支配したのはアウェーのドルトムント。しかし、中盤から後方でのパス回しが多く、インテルの守備ブロックに対して攻めどころを探るような展開に。1トップの位置にはユリアン・ブラントとトルガン・アザールがポジションを変えながら流動的に務めるが、インテル守備陣の圧力に耐えきれず前線で起点となる動きができない。

攻めあぐねるドルトムントを尻目に、インテルはカウンターからワンチャンスを狙う。迎えた22分、ステファン・デ・フライの浮き球パスに抜け出したラウタロ・マルティネスがGKロマン・ビュルキを破ってネットを揺らし、守勢に回っていたインテルが先制する。オフサイドを取ろうとラインを上げていたドルトムントだったが、ニコ・シュルツが完全に取り残されてしまっていた。

追いかける展開となったドルトムントだが、前線で普段通りのプレーができているのはジェイドン・サンチョのみ。ブラントとアザールはインテルの3バックから逃げるようにしてボールを受ける場面が多く、インテル守備陣にとって嫌な位置でボールを受けられる選手はサンチョのみとなっていた。

前半終了間際に前半唯一となる決定機を迎えたのもサンチョだった。ブラントからのパスをペナルティーエリア内右で受けると、そのままスピードに乗って縦に仕掛け右足でシュート。これはGKサミル・ハンダノヴィッチがかろうじてセーブしたが、ドルトムントにとって初めての決定機だった。

後半、1点ビハインドのドルトムントが攻勢を強め、インテルを押し込む展開に。特に右ウイングバックのアクラフ・ハキミが前半よりも高い位置を取れるようになり、積極的にゴール前に顔を出していく。62分、アザールのパスからハキミがエリア内右に侵入。シュートは角度がなく枠を外れたが、前半には出せなかった攻撃の形だった。

62分、守勢のインテルはロメル ルカクに代えてセバスティアン・エスポージトを投入。しかしドルトムントの勢いは止まらず、64分にはペナルティーエリア手前でこぼれ球を拾ったブラントのシュートが枠を捉えたが、ここはGKハンダノヴィッチがかろうじて反応してはじき返した。

攻勢のドルトムントは65分、トーマス・ディレイニーを下げてマハムード・ダフード、74分にはマヌエル・アカンジに代えてヤコブ・ブルーン・ラーセンを投入し攻撃的なシステムに移行。しかし、前掛かりになったところをインテルがしたたかにカウンターで仕留める。

81分、カウンターからスピードに乗ってエリア内に侵入したエスポージトをたまらずマッツ・フンメルスが倒してしまいPK。これを決めればインテルの勝利は確実だったが、ラウタロ・マルティネスのキックはGKビュルキがセーブし、首の皮一枚つながったドルトムントが再び攻勢をかける。

しかし、守るインテルもPK失敗に気落ちすることなく非常に高い集中力を維持。ドルトムントは前に人数はいるものの、足が止まりインテルの守備をかく乱するような動きがない。迎えた89分、前掛かりになった後ろのスペースを突かれ、カウンターからブロゾヴィッチのパスに抜け出したアントニオ・カンドレーヴァがGKビュルキとの1対1を沈めて勝負あり。これぞイタリアというような完璧な試合運びで、インテルが今季CL初勝利を手にした。

■試合結果
インテル 2-0 ドルトムント

■得点者
インテル:L・マルティネス(22分)、カンドレーヴァ(89分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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