決して印象論ではないマンチェスター・シティGKブラーボの物足りなさ…数字が示す厳しい現実

パフォーマンスに対する批判が高まっているブラーボ。スタッツを見ても、ビッグクラブのGKとしては……。

マンチェスター・シティのゴールマウスを守るGKクラウディオ・ブラーボへ対する風当たりが強くなっている。精彩を欠くパフォーマンスに、メディアやファンから批判を受ける機会が日に日に増えているのだ。

スペイン時代のパフォーマンスを見れば実力に疑いの余地はないが、プレミアリーグに適応できているとは言い難い。なぜこれほど容易にゴールを許しているのか、この理由を分析するのは簡単なことではない。ペップ・グアルディオラ監督もこの件について言葉を失っている。

ジョー・ハートを押しのけてシティのゴールマウスを守ることになったブラーボだが、セーブ率は芳しくなく、ファンからの支持も得られていない。15日のエヴァートン戦でシティの守備陣は79分まで3本のシュートしか打たせなかったが、そのすべてがゴールネットに突き刺さった。言うまでもなく、ゴールマウスを守っていたのはブラーボだった。シティは0−4で完敗し、優勝争いから後退するに至っている。

ブラーボの物足りなさは、根拠のない印象論では決してない。スタッツを見れば、彼のパフォーマンスが十分でないことが分かる。

ブラーボはプレミアリーグで54本の枠内シュートを受け、31本のシュートをクリアしている。反対に言えば、42.59%の確率でゴールを許していることになる。

今シーズン、20回以上枠内シュートを受けたGKは27人いる。そのうち、ブラーボより悪い成績を記録しているのはわずか4人のみ。サウサンプトンのフレイザー・フォスター(43.33%)、スウォンジー・シティのウカシュ・ファビアンスキ(43.75%)、ストーク・シティのシェイ・ギヴン(45.16%)、レスター・シティのロン・ロベルト・ツィーラー(47.06%)だ。当然ながらビッグクラブのゴールマウスを守っている選手の中で最も数字が悪いのはブラーボである。

最近では元リヴァプールで現解説者のジェイミー・キャラガーが「プレミアリーグやチャンピオンズリーグで優勝したいなら、新しいGKを獲得するか、ジョー・ハートを呼び戻すべき」と苦言を呈したほどだ。

果たして、ブラーボはパフォーマンスを向上させ、プレミアリーグで名声を手にできるのか? 少なくともここまでのプレーを見ると、その道程は平坦ではなさそうだ。