苦悩するダルミアン「モウリーニョがなぜ自分を起用しないのかわからない」

イタリア代表DFはマンチェスター・ユナイテッドで監督のお気に入りにはなれていないものの、今後も全力を尽くしてポジションを勝ち取る決意を固めている。

マッテオ・ダルミアンは、チームのために全力で戦う気持ちがあるのにもかかわらず、なぜジョゼ・モウリーニョ監督が自分にポジションを掴むチャンスを与えようとしないのか、理由を見つけられないようだ。イタリア代表にも名を連ねるダルミアンは、監督に気に入られているアントニオ・バレンシアやルーク・ショー、クリス・スモーリングの負傷によって、直近の3試合で出場機会を得ている。しかし、シーズンが始まってから先月の0-0で引き分けたバーンリー戦まで、ダルミアンはプレミアリーグに1分も出場できていなかった。

バレンシアは腕の骨折で手術が必要なため、ダルミアンには今週末の土曜日にオールド・トラフォードで開催されるアーセナルとの大一番でも出場機会が巡ってくる可能性が高い。しかし、前節のスウォンジー戦では、モウリーニョはダルミアンが最も得意とする右サイドバックのポジションにアシュリー・ヤングを起用しており、ポジションは確約されていない。モウリーニョがトリノからやってきたダルミアンを信頼して起用し続けるかは、今後の試合を注視していかなければいけない。しかし、ダルミアンはポルトガル人指揮官に彼の持つ能力のすべてをみせるためにできることはすべてやりきったと感じている。実際、イタリア代表の一員として臨んだ火曜日のドイツ戦では、ウィングバックとして落ち着いたプレーを披露し、チームのクリーンシートに貢献した。

『Rai Sport』のインタビューの中で、今シーズンの出場機会が限られていることを問われると、ダルミアンは「自分でもわからないよ。難しい質問だね」と話し、次のように思いを吐露している。

「監督は(誰を起用するか)決断を下さなくてはならず、僕ら選手はそれに従わなくてはならない。僕は常に努力を欠かさず、起用されれば全力でプレーする。今後もそうし続けるよ」

「僕は全く決意を見失っていないよ。基本的なことだけど、多くの出場機会を得られないときには大事なことだと思う。初日から自分が放出候補に挙がっているような気持ちで、緊張感を持って監督へのアピールを続けてきたんだ」

インテルが自身の獲得に向けて動いているという話題を振ると、ダルミアンは次のように話した。

「僕にはわからないことだよ。移籍のことについて話すのは早すぎる。マンチェスターに戻り、週末に控えているアーセナルとの重要な試合に備えるよ。この試合は誰もがプレーしたいと思っているだろうね」

昨シーズンは、ルイ・ファン・ハール監督に堅い守備力や両サイドに加え緊急時には中央もこなせるユーティリティ性を評価され、コンスタントに出場機会があったダルミアン。なかなか思うように結果を残せていない新監督の信頼を得てポジションを勝ち取れるのか、ユナイテッドのディフェンスラインに注目してみよう。