フリット氏、不振の古巣に「今のチェルシーはタイガー・ウッズのようだ」 

元チェルシー選手・監督のルート・フリット氏は、不振に陥っている古巣が対戦相手に恐れられなくなってしまっているとして、ゴルフの「タイガー・ウッズのようだ」と評している。

昨季プレミアリーグ王者のチェルシーは予想外の低調なシーズンを過ごしており、12試合を終えた時点で首位と15ポイント差の16位。7日のストーク・シティ戦にも敗れて3連敗となった。

1995年から98年にかけて現役最後の時期をチェルシーで過ごし、選手兼監督も務めた元オランダ代表の名選手は、チェルシーの現状について次のように語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

「タイガー・ウッズのようだね。以前には、タイガー・ウッズと戦う相手は誰もが最初から負けると分かっていた。今は彼やチェルシーを見ても『倒すことができる』と思えるんだ」

「彼らは無敵のオーラを失ってしまった。そう感じられるね。選手もそう感じているから、対戦相手が彼らを恐れることもなくなった。それを取り戻すためには結果を出すしかないよ」

ジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシーを復調させることを信じているとしながらも、今季のポルトガル人指揮官には過去と異なる部分があるとも指摘した。

「オランダでの言い回しだが、モウリーニョは毒杯の最後の1滴まで飲み干さなければならない。最後の1滴が済めば、その後は物事が変わってくる。変えられる者は彼だけだと思う。彼は変えられるよ」

「過去にチームが勝っていたときはモウリーニョの勝利であり、負けたときはモウリーニョの敗戦だった。今年になって、彼は突然選手たちを責めるようになっている。今は勝てばモウリーニョの勝利、負ければ選手たちの敗戦だ。以前の彼はいつも選手たちを守っていた」