ニュース ライブスコア

終了直前まで点の取り合い、オランダがイングランドに3-2

国際親善試合のイングランド代表対オランダ代表は、ロッベンの2ゴールなどでオランダが3-2と勝利を収めた。

ボールを持つのはオランダだが、前線でのスピードアップがなく、イングランドを最後で崩す形は少ない。14分にはボックス左で受けたロッベンがエリア内への侵入からニアへのシュートを放つが、これはGKハートに防がれた。

イングランドは7分に、左CKに走り込んだケイヒルがファーサイドへヘディングを流す。26分にはA・ジョンソンがエリア内での鋭い2連続の切り返しから鋭いシュートでCKを奪う。その後もゴール前で積極的に前へと体かボールを動かし、何度かシュートまで持ち込んだ。ただし、33分には負傷のためか、ジェラードがスタリッジと交代を強いられる。

57分にロッベンが個人技を見せた。自陣でボールを拾うと、一気に縦に加速する。ロッベンの前では、後半から入っていたフンテラールがサイドへ流れて相手を引き付ける。ロッベンは右から空いたスペースへと入り、ボックス手前で左足を振るうと、イングランドゴール右隅を射抜いた。

オランダは畳み掛ける。先制の1分後、中央からのパスを右で受けたカイトがダイレクトでクロスを送る。走り込んでいたフンテラールが、ヘディングを叩き込んでリードを広げた。ただしこのプレーでDFスモーリングと激突し、両者ともに交代している。

ともに選手交代をしながらもハイライトのないまま迎えた85分、イングランドは反撃ゴールを挙げる。その直前にダイナミックなドリブルでの攻め上がりを見せていたDFのケイヒルが、そのプレーで奪ったFKの流れで相手ゴール前に残っていた。そこへベインズからの縦パスが通ると、FWばりに冷静にゴールネットを揺らした。

ホームで諦めないイングランドは、後半ロスタイムに追いつく。ボックス内から一度戻されたボールを、ジョーンズがダイレクトで鋭く縦パス。受けたA・ヤングは相手の位置を考えながら、冷静にダイレクトシュートを放ち、これが逆サイドのゴール左に吸い込まれた。

だが、ロスタイムのドラマは終わらなかった。オランダの左クロスはつながらなかったが、クリアボールがエリア内右のロッベンにつながる。ロッベンは冷静なボール扱いから左足でシュート。イメージどおりであろう弾道が、ゴール左隅に収まった。終盤に点が動いたが、これが決勝点となり、オランダがウェンブリーで勝利を持ち帰った。