ポルトを率いるアンドレ・ビラス=ボアス監督は、今夏にヨーロッパのビッグクラブから引き抜かれるのではないかと言われている。ポルト側は指揮官を手放すことを望んでいないものの、拒絶することができない場合もあるようだ。
ポルトのピント・ダ・コスタ会長によると、ビラス=ボアス監督は1500万ユーロの違約金で契約を破棄できるとのこと。この額を支払うクラブが現れたら、ポルトにとどめておくのは厳しいかもしれない。
『RTP』が、ダ・コスタ会長のコメントを伝えている。
「私はビラス=ボアスの退団を望んでいない。1500万ユーロのリリース条項があるが、どんなクラブからオファーが届いても、彼は拒絶すると確信しているよ。2日前、誰も放出しないのであれば、新しい選手は必要ないと彼に言われた」
過去にジョゼ・モウリーニョ現レアル・マドリー監督のアシスタントを務めたビラス=ボアス監督は、“モウリーニョのクローン”として注目を集めた。カルロ・アンチェロッティ監督を解任したチェルシーが引き抜きを狙っていると伝えられているが、ビラス=ボアス監督がポルトを離れることはあるのだろうか。