“純血主義”貫くビルバオに哲学崩壊の危機...アフリカ出身の2選手が獲得リストに

マリ出身のディアラとセネガル出身のディアラの経歴が物議を醸している。

“純血主義”を貫くアスレティック・ビルバオの哲学が崩壊の危機に瀕しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

アスレティックは1日にBチームの練習試合を組んだ。対戦相手は、23歳以下の2部B(実質3部)と3部(実質4部)の混合チームだ。

アスレティックは、この試合に出場したマリ出身のMFヨサフ・ディアラとセネガル出身のFWイブラヒマ・ディエンを獲得リストに加えた模様である。だが、バスク出身選手あるいはバスクのクラブで下部組織を過ごしていない選手しか獲得しない方針を掲げているアスレティックに、この2選手のキャリアが合致するのかがソシオ(クラブ会員)やサポーターの間で波紋を呼んでいる。

イブラヒマは16歳の時にバスクの街クラブに加入。FIFAが指定する「育成期間」をバスクで過ごした。さらにバスクの居住許可証を有しており、こちらは問題ない。一方でディアラは17歳でジェイダ(カタルーニャ州)からパンプローナに渡り、18歳時にアスレティックと提携する街クラブのチャントレアに加入した。彼の経歴が条件を満たすものかどうか、疑問が投げかけられている。

アスレティックはレアル・マドリー、バルセロナと並びリーガエスパニョーラで2部に降格した経験がない歴史あるクラブだ。そのクラブの伝統である“純血主義”に、応援する者たちは強い誇りを持っている。今回のケースは方針に背くものなのか...。今後のクラブの対応に注目が集まる。