D・アウベスの女装動画が騒動に クラブは処分見送りも、夏の放出も検討?

苦境を乗り越えるためのメッセージだった。だが、やり方が良くなかったかもしれない。バルセロナがDFダニエウ・アウベスを処分するかもしれないとの騒動に発展したからだ。『マルカ』や『スポルト』などスペインメディアが伝えた。

バルセロナは13日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでアトレティコ・マドリーに0-2と敗れた。史上初の連覇を目指していた王者だが、ベスト8敗退という結果に終わり、公式戦で4試合3敗と不振に陥っていることもあって、チームに対する批判の声も出てきている。

D・アウベスは自身の『インスタグラム』で、ポジティブにならなければいけないと訴えた。この苦しい時期を乗り越えるために、前向きになろうというメッセージだ。だが、そのやり方が騒動の的となってしまう。D・アウベスはウィッグをつけて恋人のジョアナ・サンツさんに成りすまし、次のようなメッセージを発したのだ。

「私はジョアナ・サンツ。落ち込んでいる彼にメッセージを送りたいの。ハニー、心配いらない。ただのサッカーの1試合じゃない。人生は続く。あなたにはもっと価値がある。OK? 愛しているわ」

D・アウベスはあえて冗談めかしつつ、前を向こうとしたのかもしれない。だが、そのやり方にはバルサのソシオからも否定的な意見が寄せられた。幹部のジョルディ・モネス氏は、スペインメディアでこう明かす。

「ジョークをするのに最適のタイミングではなかったかもしれない。怒って連絡をしてきたソシオたちもいるんだ」

さらに、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も次のように続いた。

「今朝、我々はこの動画で目を覚ました。いろいろな反応があった。まずは、チームがCL敗退を乗り越え、冗談を言って笑い、ポジティブになっているということだ。そのうえで、一部のソシオは不満を表している」

バルトメウ会長は「公表はしない」としつつ、処分する可能性を否定しなかった。だが、その後の『スポルト』の報道によると、クラブはD・アウベスを処分しないことに決めたという。

ただし、それは苦境にあるチームの中にさらなる緊張を生じさせないためとのこと。クラブ内には不満を抱き、処分を求める声もあるが、まずは2冠を達成してから選手と話し合うべきという結論に達したという。だが、夏にD・アウベスを放出すべきとの声もあるそうだ。

シーズン途中まで圧倒的な強さを見せ、2年連続の3冠を期待する声も多かったバルサは、チーム内のゴタゴタを鎮め、リーガエスパニョーラとコパ・デル・レイのタイトルを維持できるだろうか。