レアル・マドリーなどで活躍した元スペイン代表Dのフェルナンド・イエロ氏が、イスラエルサッカーの発展に尽力することが明らかとなった。スペイン『EFE通信』が伝えている。
現役引退後にマラガ、スペイン代表のスポーツディレクターや、レアル・マドリーでカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めたイエロ氏だが、これからはイスラエルで働くことになる模様だ。同氏はイスラエルサッカー協会、同国のスポーツ省と3年の契約を結ぶことで基本合意し、現在は細部を詰めている状況という。
イエロ氏はイスラエルで技術顧問のような役割を務め、育成年代からフル代表までの指導にスペインのメソッドを取り入れていくという。またイスラエルの選手たちはフィジカル、メンタル面においても国際レベルで戦える準備ができていないとして、両面のスペシャリストもスペインから引っ張ってくるようだ。
イスラエル代表は1970年のメキシコ大会以降ワールドカップ出場から遠ざかり、EURO出場を果たしたこともない。イエロ氏が同国のサッカーを進化させるきっかけとなるのだろうか。