アトレティコ退団の理由を語るM・スアレス、「シメオネとは考え方が違った」

今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーからフィオレンティーナに加入したMFマリオ・スアレスが、古巣を退団した理由を語っている。

アトレティコの下部組織出身のM・スアレス。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、ディエゴ・シメオネ監督から満足な出場機会を与えられなかったことで、新天地を求めたことを明かしている。

「シメオネとの関係は、選手と監督というものにほかならない。良い時期も悪い時期もあったが、それぞれの考え方は異なるものだったんだ。自分はもっと出場機会を与えられるべきと考えていたが…、とにかく僕たちの間には敬意が存在していたよ」

「僕がアトレティコのために全力を尽くしていたことは、誰もが分かっているはずだ。僕はもっとプレーするにふさわしかったと思う。だけど、すべては過ぎたことなんだよ。自分が不当だと思っても、決断を下すのは監督だ。全員が満足することは、いつだって難しい。もう、このことについては考えたくないし、過去の話だよ」

昨季の冬の移籍市場の時点で、アトレティコを退団する可能性があったM・スアレスだが、シメオネ監督によって止められたようだ。

「1月に移籍しなかったのは、断れないオファーがあったにもかかわらず、監督が退団を許容しなかったからだ。僕は自分の考えを監督に直接口にしてきた。だから、今ここで彼について何かを言うことは望まない。おそらく、そういう僕の姿勢のために彼との相違があったのだろう」

また、フィオレンティーナのプレースタイルに問題なく適応しているとの見解を示した。

「両チームのスタイルは正反対だ。でも、どちらのスタイルにも価値があるし、アトレティコはチャンピオンズ以外は勝ち取ったことでそれを証明した。ここではロングボールは好まず、パス回しと流動的な動きを好む。より自由に動け、相手のペナルティーエリアにも顔を出せるから、とても快適だよ。逆にアトレティコは、もっとポジショニングを重視していた」

アトレティコを後にしたことには寂しさを感じている様子のM・スアレスだが、フィオレンティーナで過ごす日々に満足していることも強調している。

「すべてにおいて寂しさを感じている。アトレティコのチームメート、フィジカルコーチ、クラブスタッフ、友人、カルデロン、チャンピオンズ…。離れた距離から、今も彼らを追い続けているよ。だけど、退団は以前から決断していたことなんだ」

「僕は人生を懸けてきたチームを後にした。だけど今を幸せに感じているよ。欠けているものは何もないし、フィオレンティーナをホームだと思っている。イタリアで自分の名を刻みたいね」