ファルカオ、マドリー加入のためモナコを橋渡しに?

『アス』が報道、『マルカ』は否定
モナコ移籍が合意に至ったと報じられるアトレティコ・マドリーFWラダメル・ファルカオだが、その背景にレアル・マドリーの存在がちらつき始めた。

これは、スペイン『アス』による報道だ。マドリッドのスポーツ紙はファルカオのモナコ移籍が事実と断定しながらも、その契約内容に、マドリーからオファーが届いた場合に契約を解消できる条項が含まれると記している。つまり、強烈なライバル関係にあるアトレティコからマドリーへの“禁断の移籍”を防ぐため、モナコが橋渡しになるという。

モナコは、冬の移籍市場でのマドリー移籍も認める方針のようだ。今季をリーグ・ドゥ(フランスリーグ2部)で戦うモナコが来季に欧州カップ戦に出場する可能性はなく、もしファルカオが冬の市場でマドリーに移籍したとしても、チャンピオンズリーグには問題なく出場できる。

一方、『アス』と同じマドリッドのスポーツ紙『マルカ』は、モナコが移籍先にはなり得ないとライバル紙の報道を否定。同選手がプレミアリーグ移籍を第一願望としており、以前の報道通り、マンチェスター・ユナイテッドが最も獲得に近いクラブであることを強調している。同紙によると、ファルカオは今季終了後にミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの話し合いの場を持ち、自身の願望を伝える見込みという。

なおアトレティコの選手がマドリーに移籍するため、他クラブを橋渡しとしたケースは過去にも存在する。代表的なのは、1985年の元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏のケースだろう。マドリーへの直接的な売却により、ファンから反感を買うことを恐れたアトレティコの当時の会長ビセンテ・カルデロン氏は、H・サンチェス氏を古巣ウニベルシダー・デ・メヒコに売り払った。H・サンチェス氏はその7日後に、マドリー加入を果たしている。