異例のリーガ開催日程にアトレティコ会長が激怒

ストライキの可能性も示唆
2日に発表されたリーガエスパニョーラの開幕節から第3節までの開催日程が、大きな物議を醸している。

スペインプロリーグ機構(LFP)とテレビ放映の契約先であるメディアプロは、開幕節から第3節のうち合計4試合を23時キックオフとし、また月曜にも複数の試合を開催することを決定。スペイン『マルカ』が“クレイジー”と称するなど、この開催日程は議論の的となっている。

LFPはスペインサッカー協会(AFE)から、猛暑が続く8月中の早い時間帯での開催は控えるよう要請を受けていたようだ。だが23時、また月曜に試合を組まれたのは、メディアプロを裏切ってグルポ・プリサと新契約を結んだクラブが中心であり、政治的な駆け引きを匂わせている。

そして、開催日程の被害を最も受けるのがアトレティコだ。同クラブは開幕節レバンテ戦を18日(日曜)の23時に戦い、さらに31日(金曜)にチェルシーとのUEFAスーパーカップを控えるにもかかわらず、第2節アスレチック・ビルバオ戦を26日(月曜)に臨むことを強いられている。

アトレティコのエンリケ・セレソ会長は、LFPが発表した開催日程に怒りが収まらない様子だ。スペイン『ラジオ・マルカ』に対し、次のようにコメントした。

「この日程をLFPが決めたのであれば、組織のトップから末端まで全員が辞任をしなければならない。いや、メディアプロの意向であっても同じことだ。メディアプロは彼らの利益のために動くが、LFPはクラブの利益を守らなければならなんだ」

「UEFAスーパーカップの前、チェルシーは土曜の13時にリーグ戦に臨む。だが、我々は月曜の夜に試合を戦ってから、タイトルが懸かった大一番を迎えることになる。我々はスペインを代表してチェルシーと戦うはずだが、パトロンに守られていないんだ」

セレソ会長はまた、開催日程が変わらない場合に、ストライキを実行する可能性も示唆した。

「被害を受けているのが、メディアプロと契約を結んでいないクラブであることは明白だ。到底、理解できるものではないよ。我々はこの開催日程を変えるために、然るべき方策を取らせてもらう。ストライキも否定はしない」

「どのクラブに対しても同じような扱いをするなら、まだいい。だが、マドリーとバルサは彼らの望む開催日程で戦っているんだ。LFPはやくざ者の集まりであり、メディアプロの操り人形だ」