セビージャ会長、過激ウルトラスを追放へ

プレシーズンマッチでの乱闘騒ぎに激怒
セビージャのホセ・マリア・デル・ニド会長が、過激なことで知られるウルトラス(熱狂的な応援グループ)“ビリス”を追放することを決定した。

昨季のサンチェス・ピスファンでの試合では、“ビリス”の行動が特に問題視されていた。同ウルトラスはセビージャ首脳陣、特にデル・ニド会長に対して侮辱的なコールを繰り返し、また度重なる暴力行為もクラブの悩みの種となっていた。

そして14日、セビージャはアウェーでUDロテーニャとのプレシーズンマッチ(6-0で勝利)に臨んだが、試合終了後に“ビリス”がピッチに乱入し、UDロテーニャファンとの大乱闘を引き起こした。セビージャの選手たちは避難をする格好で、シャワーも浴びずにスタジアムを後にした。

この試合を観戦していたデル・ニド会長は、“ビリス”に激怒。「恥でしかない。“ビリス”は本当にイホス・デ・プータ(スペイン語で最大級の侮辱語)だ。私は何をすればいい?」「警察は彼らを逮捕すべきなんだ!」などと言い、スタッフになだめられていた。

セビージャは翌日、声明で“ビリス”をサンチェス・ピスファンから追い出すことを発表。すでにメンバーの特定を開始している模様だ。

なお、リーガエスパニョーラのクラブで過激なウルトラスを追放した前例としては、ジョアン・ラポルタ氏が会長を務めたバルセロナが挙げられる。ラポルタ氏は2003年に、“ボイショス・ノイス”をカンプ・ノウから締め出した。