ラージョ、サンドバル後任にコルドバ指揮官を招へい

1年契約を結ぶ
ホセ・ラモン・サンドロバル前監督との契約を更新しなかったラージョ・バジェカーノは、来季指揮官としてコルドバを率いていたパコ・へメス氏(42)を招へいした。契約期間は1年。

元スペイン代表DFのへメス氏は今季、リーガエスパニョーラ2部Aに所属するコルドバを、1部昇格プレーオフにまで導いた(プレーオフでは1回戦でバジャドリーを相手に敗退)。契約延長の話も持ち上がっていたが、1部での挑戦を決断した。

22日に就任会見に出席したへメス氏は、次のように意気込みを示した。

「ラージョはコルドバ同様、現役時代にプレーをした。このクラブは、私に多くのものを与えてくれる。選手時代も1部でのデビューの機会をもらい、今度は監督として挑戦することを許してくれた。自分のキャリアにおいて、これ以上の歩み方などないね」

「コルドバに家族を置いてくることは、簡単ではなかった。しかし私の心が、1部での挑戦を逃してはダメだと訴えかけてきた。毎日手にできるようなチャンスではないんだ。金の問題でもない」

また、自身の退団を容認したコルドバのカルロス・ゴンサレス会長への感謝を述べた。

「カルロスとは、1部チームからのオファーが届かない限り、あと2年はコルドバで続けると口頭で合意していた。その約束を守ってくれた彼に感謝をしている。その補償として、8月中旬にコルドバと親善試合を行うことになる」

倒産法適用中であり、なおかつ契約に問題を抱えた選手たちの退団によって13選手しかチームに残っていないなど、深刻な財政難にあるラージョ。しかしへメス氏は、この挑戦を前向きに捉えているようだ。

「確かに難しい状況だが、抱える期待と日々の努力によって、チームを上向かせたい。我々はインテンシティーを持って、競争に臨まなければならない。コルドバも予算は少なかったが、我々は偉大なシーズンを過ごした。ラージョでも、同じような状況を生み出せることを期待している」

また、カンテラの重要性を説いている。

「カンテラの存在は大歓迎だ。私はすべてのチームでカンテラーノを起用してきた。チームというものは、そうあらなければならない。ラージョでも例外ではないよ」

一方で、フェリペ・ミニャンブレスSD(スポーツディレクター)は、今夏のチームづくりに楽観的な見解を示した。

「選手については、毎日何かしらの進展がある。2~3選手の獲得に近づいているよ。2部からは4~5選手が加入する予定だ。数人はレンタルによる補強となる。選手の退団についてはいろいろと話されているが、報道よりも少ないはずだ」