ビルバオ、クラブ史上初の黒人との混血選手がデビュー

ビエルサがクラブの新たな歴史を開く
20日のリーガエスパニョーラ第13節、敵地サンチェス・ピスファンでのセビージャ戦(2-1)で、アスレチック・ビルバオ史上初となる黒人との混血選手、U-19スペイン代表DFジョナス・ラマーリョがトップチームデビューを果たした。

サッカーの国際化の波により、“バスク純血主義”が緩みつつあるビルバオ。バスクにルーツを持ちながら、スペイン以外の国籍も持つ混血選手はこれまでも存在していたが、ついに黒人との混血選手がトップチームの選手として出場した。

父親がアンゴラ人、母親がバスク人で、アンゴラとスペインの2重国籍を持つ18歳のラマーリョは、同年代のFWイケル・ムニアインとともカンテラでしのぎを削ってきた。だがムニアインをトップチームに引き上げたホアキン・カパロス現マジョルカ監督は、結局ラマーリョをデビューさせず。今季からチームを率いるマルセロ・ビエルサ監督が、ビルバオの新たな歴史を開くことになった。

ラマーリョは、セビージャ戦でのデビューを次のように振り返っている。

「ビエルサとともに歩めることに満足していた。でも、デビューはやはり格別だね。何度か招集はされていたけど、ようやくトップチームでプレーできる運を持てた。監督に感謝をしなければならない」

「チームが勝利を収めたことで、偉大なデビュー戦となった。それこそが最も重要なことなんだ。だけど、これからも皆で努力をし続けなければならない」

また、デビューを捧げる人物を挙げている。

「家族、友達、アスレチックの皆に捧げたい。デビュー戦のユニフォームは額縁に飾るよ。もちろん、現在考えているのは力強く練習に取り組むことだけだ」

右サイドバックを主戦場とするラマーリョだが、ビエルサ監督には中盤で起用された。そのポジションでのプレーには、やはり戸惑いがあったようだ。

「中盤でプレーするよう指示されたことは、少し驚きだった。でも、監督が起用する位置で良いプレーを見せるまでだ」