マルセリーノがラシン退団を決断、セビージャ指揮官に

公約不履行のオーナーへの不満が要因
マルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、ラシンを退団し、オファーを受けているセビージャを率いることを決断した。

5日に記者会見に出席した同監督は、給与支払いが滞っているなど、ラシンのオーナーであるインド人実業家アル・サイド氏が公約を履行していないことが退団決断の要因になったと語った。スペイン『エスタディオ・デポルティボ』が伝えた。

「今季のようなことを繰り返したくはなかった。だからクラブと話をし、真面目にプロジェクトを進め、全選手に給料を支払わなければならないと伝えたんだ。そうしなければラシンを離れるともね」

「どこのオファーも聞く考えはなかった。しかしクラブのプロジェクトがまったく進まない状況で、セビージャからのオファーが届いた。よって、私はラシンとの契約を一方的に解除することに決めた」

「ラシンの現状を踏まえれば、セビージャ指揮官になるチャンスを逃すことはできない。タイトル獲得を狙うというプロジェクトを持つチームを率いるチャンスをね」

「インドから来た実業家は、幾度も我々をだました。我々をからかい、その責任を(ラシン会長のフランシスコ・)ぺルニアと私に押し付けたんだ。ぺルニアが問題の解決法を見つけることを願っている。そして、いつの日か私がラシンに戻れることもね」

ラシンとの契約を2012年まで残すマルセリーノ監督だが、40万ユーロの年俸が未払いになっていることを理由に、違約金なしで退団できるよう手段を講じると見られている。セビージャ監督就任は、6日にも正式に発表される見込みだ。