今夏の移籍市場で、レアル・マドリーが獲得に動いているとされるベンフィカDFファビオ・コエントランが、スペイン『マルカ』のインタビューに応じた。現在、ポルトガル代表の練習に参加している同選手は、マドリーへの憧れを隠さなかった。
「僕とレアル・マドリーは互いに興味を抱いている。現在は、今夏に移籍するであろうクラブと合意する時だ。そして、僕の夢はレアル・マドリーでプレーすることなんだよ。それが現実になることを願っている」
同胞でもあるジョゼ・モウリーニョ監督の下であれば、GK以外ならばどのポジションでもプレーするという意気込みを示した。
「ポジションはどこでもいい。プレーするために懸命に練習する。モウリーニョが望むなら、どんなポジションでもプレーするさ。GK以外ならね」
2008-09シーズンの前半にレンタル移籍によってサラゴサでプレーしたコエントランは、その挑戦が失敗であったという大方の見解を否定した。
「あの頃のことは(当時の監督)マルセリーノに聞かなくては分からない。僕はまだ若かったし、悪い部分もあっただろう。でもネガティブな経験からも多くのことを学んだ」
なお、マドリーがコエントランを獲得するためには、移籍金3000万ユーロが必要と見られている。