30日、セビージャとの契約延長が発表されたブラジル代表FWルイス・ファビアーノ。今夏、マルセイユやトッテナムへの移籍が噂されながら、新たに2013年までの契約を結んだ同選手は、記者会見でセビージャ残留を望んでいたと話している。
「僕にとってはとてもハッピーな日になった。ようやくセビージャと契約を延長できたよ。ここは僕の家なんだ。6年間、ここでゴールを決めてきたんだよ」
「これからは、ゴールを決め続け、セビージャの歴史をつくり続けることを目指さなければいけない。僕のファーストチョイスは、ずっとセビージャとの契約延長だったんだよ」
L・ファビアーノは他クラブからオファーがあったことを認めながら、自身をスペインへ連れてきてくれたセビージャに感謝するため、それらの申し出を断ったことを明かしている。
「僕はたくさんのオファーを断った。多くのクラブが関心を寄せてくれていたんだ。でも、僕はずっとここに残るつもりだった。僕とクラブがそれぞれ、契約延長のために大きな努力をしてきたんだ」
「セビージャは僕にすべてを与えてくれた。ここに来たとき、周囲は僕のことをあまり信じていなかった。でもここで、多くのタイトルを獲得することができたんだ。セビージャには大きな借りがある。それが真実さ」