新たな補強へ動き出すバルサ

優先する獲得候補はボランチの選手、サプライズもあり得る?
スペイン『ムンド・デポルティボ』は、今夏でのMFセスク・ファブレガスの獲得を諦めたバルセロナが、他の獲得候補へのアプローチを本格的に始めると報じた。

今夏の移籍市場で使える残り金額は約4500万ユーロとされているバルセロナ。補強にプライオリティーを置いているポジションは、MFヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティ)、DFラファエル・マルケス(ニョ―ヨーク・レッドブルズ)が退団したために層が薄くなったボランチのポジションだ。

『ムンド・デポルティボ』によると、第一候補はリヴァプールMFハビエル・マスチェラーノのようだ。バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は以前にもマスチェラーノの獲得を熱望し、マスチェラーノ本人もバルセロナでのプレーが“夢”であると話していた。

しかし、現在マスチェラーノが移籍する可能性が高いとされているのはインテルだ。昨季までリヴァプールを指揮していたラファエル・ベニテス監督は、アルゼンチン代表選手の獲得をクラブにすでに要請しており、マスチェラーノの代理人もインテル移籍に前向きな発言をしている。

だが、バルセロナにもまだ獲得のチャンスはあるようだ。同代理人はバルセロナのアジアツアーに帯同しているアンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)の帰りを待っており、バルセロナのマスチェラーノへの熱意を聞く構えがあるという。バルセロナは、リヴァプールに移籍金2500~3000万ユーロのオファーを提示する用意があるとされる。

マスチェラーノに続く獲得候補として挙げられているのが、アスレチック・ビルバオMFハビ・マルティネスだ。同選手は、スペイン代表として南アフリカ・ワールドカップを戦い、バルセロナの選手たちと見事な連係を見せていた。この交渉においては、元ビルバオの選手で、SDを務めた経験もあるスビサレッタSDの存在がバルセロナの利点となりそうだ。なお、ビルバオはJ・マルティネスの移籍金を3000万ユーロに設定している。

さらにバルセロナは、マスチェラーノかJ・マルティネスのどちらかを獲得した後に残る約1500万ユーロの補強費を、バレンシアFWフアン・マタの獲得に費やす計画もあるようだ。また『ムンド・デポルティボ』は、サプライズと呼べそうな獲得候補として、バイエルン・ミュンヘンFWアリエン・ロッベンとマンチェスター・シティFWロビーニョの名も挙げている。