ゲロン:「スペインにはねたみと差別がある」

母国メディアにスペインの居心地の悪さを語る

ヘタフェFWゲロンが練習中にチームメイトとトラブルを起こしたことはすでにお伝えした(関連ニュース参照)。そのゲロンが、母国エクアドルのラジオ『ヌエバ・エミション・セントラル』にコメントしている。

 

「僕の仲間は嫉妬しているんだ。セレスティーニは僕に対して辛く当たるし、侮辱された。だから仕返しをしただけだ。僕は決して問題を起こそうと思っていない。それなのにスペインのメディアは全部悪く書く。そして、みんなで大問題にするんだ」

 

また、エクアドル代表のフィジカルコーチであるオルゲル・ゴンサレス氏も『エル・テレグラフォ』紙に対して、「みんな知っているようにスペインは人種差別が盛んで、特に才能ある選手には嫉みが多い」と話していた。

 

南米からスペインに出稼ぎにきている人の中で、現在最も多いのはエクアドル人だ。彼らの多くは移民として低い生活水準に甘んじている。しかし、母国では生活できないため、スペインで仕事をして生活費を切り詰めながら祖国の家族に仕送りする人が大半である。そのため、スペイン社会で差別を感じる南米人は多いようだ。

 

しかし、ゲロンとケンカした2人はいずれもスペイン人ではない。リヒトはアルゼンチン人で、セレスティーニはスイス人。それでも、ゲロンの不満は続く。

 

アトレティコ・マドリーとの対戦でアルゼンチン出身の「ペルニアは僕に1度も触ろうとしなかった。それは彼が人種差別者だからだ」としている。

 

これらは母国メディアに向けたものだが、それでも受け入れられるものではないだろう。ヘタフェから何らかのペナルティが課される可能性が高いと見られている。

 

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