バルザーリも男泣き 「残るは失望だけ」「誰の記憶にも残らない」

35歳のベテランDFがテレビのインタビューで感情をあらわに

敗退決定後のテレビのインタビューで、彼は涙をこらえることができなかった。イタリア代表DFアンドレア・バルザーリは、ユーロ2016準々決勝でドイツにPK戦の末に敗れ、「何も残らない」と失意をあらわにしている。

前評判が良くなかったイタリアだが、大会初戦で優勝候補の一角ベルギーを下し、2連勝でベスト16進出を果たすと、決勝トーナメント1回戦では王者スペインを見事に沈めて称賛された。ドイツに敗れてベスト4進出こそ逃したが、世界王者相手の健闘ぶりには賛辞も寄せられている。

だが、今大会での代表引退を明かしていたバルザーリは、結果を残さなければチームが人々の記憶に残らないと感じているようだ。イタリア『Rai』のインタビューで落胆をあらわにした。インタビュー中の男泣きは、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など地元メディアに大きく取り上げられている。

「とてもがっかりしている。僕らは本当にすべてを出し尽くしたからだ。残念ながら、残ったのは敗北…。僕らがやってきた素晴らしいことのすべては、何も残らないだろう…。負けてしまっては…」

「失望しか残っていない。すべてを出し尽くしたこの代表チームのことを、人々は何も覚えてくれないだろう。残念だよ。本当に、一緒にうまくやりたいと願っていたんだ」