カントナ氏、難民家族に住居提供へ 「ほかの人の模範になれたら」

欧州各地に広がる難民問題にエリック・カントナ氏も動き出した。『フランス・インテル』で、難民の一家族に家を提供するつもりだと話している。

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元フランス代表のカントナ氏は、自身の故郷マルセイユ近郊の家を難民の一家族に提供するそうだ。そのために「マルセイユの当局と話している」という。同氏はこのように続けた。

「彼らの住居として、50平米のスペースを提供する。それに加え、彼らに300平米の庭を利用してもらって結構だ」

支援は住居だけではない。その家族に、少なくとも今後2年間は食料品も供給するという。

「彼らに働くことが許可されていないのが問題だ。働くことが許されていない彼らに住む場所を与えても、食べることができなければ意味はない」

自身の家族の過去も、同氏が支援を行う理由だと語った。

「私の母側の祖父母は、スペインの共和主義者だった。彼らはフランコ体制から逃れるために、ピレネー山脈を自分の足で越えてきたんだ。我々のストーリーは、(今回支援に乗り出した)一つの理由でもある」

現在、俳優としてのキャリアを送っているカントナ氏は「これは本当にとても大事なこと」と語り、「ほかの人たちの模範になれれば、なおさら良いことだ」と、自身の行動による効果に期待を込めている。