CONCACAF事務総長、横浜国際総合競技場を高評価

ロンドンで行われたスポーツ会議にて
イギリス時間2月26日から27日の二日間にわたり、ロンドンのハイアット・リージェンシーホテルにて、スポーツビジネスイベント「World Sports Congress」が開催された。スポーツ関連団体の幹部クラスを中心に、世界各国から94名が参加し、スタジアム等のスポーツインフラをテーマに、11件のプレゼンテーションと2件のパネルディスカッションが実施された。

サッカー界からは、元日本代表の中田英寿氏がかつて所属していたローマのCEO、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の事務総長、ウェンブリー・スタジアムの施設運営責任者らが参加。スタジアムに関する予算管理、安全管理、オリンピック後の施設活用方法等について各団体の活動内容が報告された。

2012年12月に日本で行われたクラブ・ワールドカップの決勝戦を横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で観戦したというCONCACAF事務総長のエンリケ・サンズ氏は、陸上トラック併設の同競技場について、「確かにピッチから観客席の距離が遠いという課題はある。しかしサッカー専用競技場であっても、例えばブラジルのマラカナン・スタジアムは規模が非常に大きいがゆえに、ピッチと観客席の距離は必然的に遠くなる。横浜国際総合競技場は、施設や運営そのものは非常に素晴らしかった」と述べ、陸上トラックの有無に関わらず同競技場を高く評価した。

また同会場には、2020年オリンピック招致で東京と競合しているトルコ・イスタンブールのオリンピック招致委員会も来訪。チェアマンのハッサン・アラト氏が五輪招致に向けたプレゼンテーションを行った。同氏は他の候補地との差別化を図るためのPRポイントについて「(ヨーロッパとアジアの)二つの文化の中間地点であること」と「スタッフにハードワークが期待できること」の二点を挙げた。

主催団体の「International Research Networks」は、これまで石油・ガスを中心としたビジネスイベントを欧州各地で実施してきた。同団体によると、6月18日から19日にかけて、今回と同様の形式のイベントをスイス・ジュネーブにて実施するとのこと。電子看板やゴールラインテクノロジーなど、最新技術の導入がテーマとなる予定だ。