フィーゴ氏:「ポルトガルのキングはCR7ではなくエウゼビオ」

ポルトガルで議論される両選手の比較、エウゼビオ氏本人は比較を悲しむ
元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏が、同国のレジェンドであるエウゼビオ氏とFWクリスティアーノ・ロナウドの比較論争について、自身の意見を述べた。

C・ロナウドは6日に行われたワールドカップ欧州予選、北アイルランド戦(4-2)でハットトリックを記録。ポルトガル代表の通算得点数を43に伸ばし、エウゼビオ氏の得点数を上回って歴代2位となった(歴代1位はパウレタ氏の47点)。

このことによってポルトガル国内では、エウゼビオ氏とC・ロナウドのどちらが同国史上最高のレジェンドか、という論争が起こっている。フィーゴ氏もこの件について意見を求められ、自身にとっては“黒豹”こそがナンバー・ワンであるとの見解を示した。

「エウゼビオは、誰とも比較することができない。私からすれば、彼こそがポルトガルのキングだ」

しかしながら、比較論争は意味のないこととも論じている。

「このような比較は憎々しいものだ。自分がその論争の中に含められず、ほっとしているよ。誰が最高かを決めるなんて、主観に頼らざるを得ない。エウゼビオ、C・ロナウド、ルイス・フィーゴ、ディエゴ・マラドーナの中で誰が最高かを問われても、それぞれの意見があるだけだ」

またエウゼビオ氏本人も、この論争について言及。自身とC・ロナウドの比較を誤った行為としている。

「比較などできやしない。私は60試合でそれだけのゴール数(41得点)を決めた。しかし現在であれば、ゴールを決めるのはもっと簡単だ。私はリヒテンシュタインやアゼルバイジャンといった代表チームと戦った経験はなかった」

なお、エウゼビオ氏の代表での得点率は0・64得点で、C・ロナウドは0・40得点と“黒豹”に分がある。一方ポルトガル『レコルド』が実施したアンケートでは、72%がC・ロナウドの方が優れているとの見解を示している。