ビダル先発起用のチリがボリビアに大勝 開催国がグループ首位通過

19日に行われたコパ・アメリカのグループA最終節、チリ対ボリビアの一戦は、チリが5-0で勝利を収めた。

この試合に先立ちエクアドルがメキシコに勝利したことで、チリとボリビアはともにグループ2位以内での決勝トーナメント進出が確定。首位通過のみを争う一戦となった。チリのサンパオリ監督は、前節メキシコ戦の翌日に飲酒運転による交通事故を起こしたビダルを引き続き先発に起用してこの試合に臨んだ。

開始3分、ホームのチリはいきなり先手を取ることに成功。前線へのロングボールを受けたバルガスが後方に落とし、そこへ走り込んだアランギスが鋭いシュートを蹴り込んで1-0とした。

さらに37分には追加点が生まれる。アレクシス・サンチェスがドリブルで長い距離を持ち込み、右サイドでフリーのバルディビアに渡すと、折り返されたボールを難しい体勢からのヘディングでゴール左隅に叩き込んだ。

後半開始からビダルとアレクシスを下げたチリだが、優勢は変わらず。66分には交代出場のエンリケスが右サイドに抜け出し、逆サイドでボールを受けたアランギスが落ちついたトラップでDFをかわして至近距離から自身2点目のゴールを突き刺す。

79分には4点目。メデルが最終ラインから持ち上がり、一旦味方にボールを預けて前線にまで飛び出すと、バルディビアがそこへ絶妙な浮き球パスを送る。胸トラップで受けたメデルもボールを浮かせて飛び出したGKキニョネスを破った。

運にも見放されたボリビアは86分に5点目を献上してしまう。再びエンリケスが右サイドを駆け上がって低いクロスを入れると、DFラルデスの足に当たったボールがキニョネスの頭上を越え、左ポストを叩いてゴールに収まった。

最終節を大勝で飾った開催国チリは、2勝1分けの勝ち点7でグループを首位通過。ボリビアは2位で準々決勝へ進んだ。