ゼニト移籍を後悔しないクリッシト

「ナポリの条件は悪かった」
ジェノアからゼニト・サンクトペテルブルクへの移籍が決まったDFドメニコ・クリッシトが、イタリア『スポーツイタリア』のインタビューで、今回の移籍について言及した。一時は移籍確実とも言われたナポリについて、クリッシトは自分に対するオファーが十分なものではなかったと明かしている。

ジェノアとナポリが合意に達したことで、移籍に障害はないと見られていたクリッシト。だが、個人面の条件でナポリと合意することができず、インテルやパリ・サンジェルマンへの移籍も騒がれた同選手は、最終的にイタリア人のルチアーノ・スパレッティ監督が率いるゼニトへ加入することとなった。

「ナポリでプレーすることは、僕にとって夢のようなものだった。サン・パオロ(ナポリ本拠地)は、本当に興奮できる数少ないスタジアムの一つなんだ。(ナポリのアウレリオ・)デ・ラウレンティス会長のコメントのいくつかは気に入らなかった。彼は、ユニフォームへの忠誠心で移籍すべきだと言ったんだ。それはピッチ上で示すべきことで、彼のコメントはひどかったよ。良い関係のままだけどね」

「両親はナポリ移籍を推していたけど、自分でゼニトのような素晴らしいチームへ行くという選択をしたんだ。デ・ラウレンティスの金銭的オファーは、ジェノアで手にしていた金額と比べても低いものだった。金銭的なことも重要な側面だよ。合意は双方で達するものなんだ」

さらに、クリッシトは次のように続け、ゼニト移籍という決断を後悔していないと強調した。

「みんな美しい街だと言っているし、幸いにも監督はイタリア人だ。イタリアとは違う経験になるけど、チームは強いし、正しい刺激を感じている。始めるのが待ち遠しいし、監督に委ねていきたい」

一方で、クリッシトはインテル移籍の可能性があったかどうかについて、「(ジャンピエロ・ガスペリーニ)監督とは話したけど、それはお祝いを伝えるためだった。彼がインテルのような偉大なクラブに行くことになって、うれしく思っている」と述べるにとどまった。