ルーマニアの天才、ハジが息子を絶賛 「16歳のときの私より上」

天才は天才を知る? あるいはただの、「親バカ」か? とにかく、かつての天才の周囲に注目が集まっている。

バルセロナなどで活躍した元ルーマニア代表FWゲオルゲ・ハジは、天才として知られた。その男が、ある身近な才能に興奮している。息子の、ヤニス・ハジのことである。

ヤニスはまだ16歳。だが、すでにルーマニアの将来を背負って立つと期待されている。

昨季にルーマニアのヴィトルル・コンスタンシャでデビューすると、すぐさま国外クラブに目をつけられた。フィオレンティーナが今夏、早くも青田買いしたのだ。

レンタル移籍という形で、ヤニスはヴィトルル・コンスタンシャでプレーを続けている。クラブでキャプテンを務めるヤニスを、父は絶賛する。『タイムズ』にこう話した。

「ヤニスは才能があり、あらゆる精神的な質も備えている」

「感情を持ってプレーし、創造的だ。チームのために働き、アシストもできるし、素早く判断も下せる。両足とも、うまいんだ。私はいつも左足だけだったけれどもね」

父の賛辞は止まらない。

「ラストパスもうまいし、シュートも打てる。運動量も多いし、常に成長を続けている。磨いていく必要があるけれど、同じ年齢だったころの私よりも上だね」

「いつの日か、ルーマニア代表のキャプテンになるだろう」

一方、選手本人は冷静だ。

「僕は単なる若手。成功するかは、僕次第なんだ。キャリアを歩み始めたばかりだし、父の名声を背負うことになるかもしれないけれど、まだ僕は単なるハジの息子なんだ」

ちなみにヴィトルル・コンスタンシャはハジ氏が若手の育成を主眼に設立したクラブで、今もオーナーを務めている。