元ウクライナ代表FWのアンドリー・ヴォロニン(35)が現役引退を表明した。
ヴォロニンは1995年にボルシア・メンヒェングラッドバッハの下部組織に加入。マインツ、ケルンを経て2004年から3年間在籍したレヴァークーゼンでリーグ戦92試合32ゴールの記録を残している。その後はリヴァプールに移籍し、現役最後のクラブは昨年夏まで所属していたディナモ・モスクワとなった。
キャリアのほとんどをドイツで過ごした同氏は、首筋に問題を抱えており、今回の決断に至ったようだ。今後はコーチや代理人としてのキャリアを目指すらしい。
ドイツ『キッカー』など複数メディアは、「医師のアドバイスを受けての決断」との伝えられた代理人のコメントを伝えた。「まだプレーはできるが、いつもどおりのレベルでは無理」だとも明かされている。
また、ウクライナ代表では74キャップ(8ゴール)を記録したヴォロニンだが、今後生活の拠点は母国ではなく、ドイツにすることも伝えられている。