広州恒大、カンナヴァーロ氏就任を正式発表

実質的監督としてリッピの後任に
広州恒大は5日、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏が実質的な新監督としてコーチングスタッフ入りすることを正式に発表した。

2日に中国スーパーリーグでの4連覇を確定させた後、マルチェロ・リッピ監督は退任を発表。テクニカルディレクターとして広州恒大に残り、カンナヴァーロ氏が後任監督に就任すると見られていた。

だが、リッピ監督の肩書が変わることはなく、カンナヴァーロ氏は「エグゼクティブ・ヘッドコーチ」としてチームに加わった上で実質的にチームの指揮を執るとのことだ。各国メディアが会見でのリッピ監督のコメントを伝えている。

「私が以前に言ったことに、少し誤解があったかもしれない。私が仕事を辞めてチームを去るという話だった」

「そうではなく、私は今でもチーフディレクターであり、チームのヘッドコーチだ。ただ、毎日ピッチに出るわけではなくなるだけだ」

リッピ監督は「数日に一度」チームを見た上で、試合はスタンドから観戦するとのこと。イタリアメディアによるインタビューでも話していたように、今後は家族との時間をより大事にしたいと強調している。

「家族が問題を抱えたとき、私は何もすることができなかった。6カ月に一度家に帰るような生活を続けるわけにはいかなかった。そこで、チームにエグゼクティブ・ヘッドコーチを探すことを提案した。そうなれば私は2カ月に一度は家に帰ることができる」

リッピ監督率いるイタリア代表が2006年ワールドカップを制した際のキャプテンだったカンナヴァーロ氏は、2011年にUAEのアル・アハリで現役を引退。その後アル・アハリのアシスタントコーチも務めたが、監督は初めての経験となる。