Goal.com50:ヤヤ・トゥーレ(41位)

マン・Cをけん引する重戦車
Goal.com50へようこそ! 今回は41位の発表です。

昨夏にマンチェスター・シティが3000万ユーロを支払ってバルセロナからヤヤ・ゥーレを手に入れたときには、多くの人が目を見張った。しかしこのコートジボワール代表は、プレミアリーグでの輝くばかりの活躍で、その値段が適正であったことを証明した。

兄のコロとともにシティに加わると、瞬く間にチームのスターの仲間入りを果たした。ロベルト・マンチーニ監督から新しく攻撃的MFという役割を請け負うと、8ゴールを記録し、4つのアシストを供給した。

タイミングの良い攻め上がりで、チームの信頼を勝ち取った。マンチェスター・ユナイテッド戦とストーク戦で決勝点を決めるなど、FAカップ優勝も彼の活躍によるところが大きかった。

「ビッグなゴールを、ビッグな選手が決める。高い買い物だったけど、おつりが来るほど十分な働きをしたと思う」

― ジョー・ハート

大枚をはたいてつくられた2010-11シーズンのマンチェスター・シティには、それ相応の大きなプレッシャーがかかっていた。4位以内に入ることが大きな目標としてあり、これを達成できなかったら、クラブ幹部が許すことはなかっただろう。Y・トゥーレは自身最高のシーズンを送り、チャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらすことで、期待に応えて見せた。
シーズン最高の瞬間

FAカップ決勝:
マンチェスター・シティ 1-0 ストーク
中盤に力強く君臨し、後半にはこの試合で唯一となるゴールをマークした。シティにFAカップをもたらす一撃だった

稼いだゴール数は、カルロス・テベスに次いでチーム2番目だった。中盤での存在感は絶大で、プレミアリーグでは35試合に先発した。

そのボール奪取の意欲と、カウンター攻撃へ移った際の雷のごときスタートダッシュは、Y・トゥーレがチームの勝利の要因であることを物語る。前への推進力のみならず、守備をおろそかにしないのだから、マンチーニのお気に入りとなるのも当然だ。

ビッグゴールを決める技巧が最も発揮されたのは、FAカップの舞台でだった。準決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを相手に、マイケル・キャリックからボールをかっさらい、両チームで唯一の得点を決めた。

ウェンブリーでの決勝でも、ストーク相手に決勝点を決めている。74分に強烈な一撃を見舞い、35年間にわたるシティの無冠時代に終止符を打った。

シティが大きな2つの目標に到達できたのは、Y・トゥーレの活躍があってこそだった。テベスやヴァンサン・コンパニとともに輝きを放ち、マンチェスター・シティにとって忘れられないシーズンを演出した。

"タイミングの良い攻め上がりで、チームの信頼を勝ち取った。マンチェスター・ユナイテッド戦とストーク戦で決勝点を決めるなど、FAカップ優勝も彼の活躍によるところが大きかった"

雑誌『フォーブス』によると、年俸930万ユーロのY・トゥーレは、最も稼ぐアフリカ人サッカー選手であるそうだ。サミュエル・エトーやディディエ・ドログバを超えたことになる。そしてシティは、この中盤の将軍が新シーズンに、チームをさらなる高みに導くことを願っている。