Goal.com 50:セルヒオ・ラモス(24位)

Goal.com選出のトップ50で、24位にランク
セルヒオ・ラモスが長らくパオロ・マルディーニの王座を継ぐ者であると言われてきたのには、それなりの理由がある。

2005年にセビージャからレアル・マドリーに加わって以来、世界でも有数のライトバックだと言われてきた。2009-10シーズンには、能力の限りを見せた。ライトバック、さらにセンターバックとしてもプレーし、ユーティリティー性と懐の深さを見せたのだ。

シーズン前の試合で負傷し、開幕から3週間は出場できなかった。だが、それも2年間で100試合以上してきた男にとっては、ちょうど良い休憩でしかなかった。特別休暇で、初めてマドリーに加わった頃のようなコンディションを取り戻した。

ライトバックとしてスタートしたが、ペペの負傷に伴いCBへと移った。フルバックとしては果敢な攻撃を見せていたが、CBに移ると守備への意識などCBとしての卓越した能力を披露した。

セルヒオ・ラモス
最高の瞬間


優勝を果たしたW杯では、カストロールインデックスでナンバーワンプレーヤーに選出された
攻撃参加の責務から解放され、ラモスは守備に専念する選手としても能力を示した。予測、タックル、戦術眼、それに攻撃参加したフルバックの背後のカバーと、素晴らしい仕事ぶりだった。

攻撃参加は制限されたものの、それでも相手ゴール前でも力を示した。リーガでは4ゴールを記録。ほとんどはヘディングによるものだった。さらには5アシストもしている。中でも大きかったのは、3-2で勝利したセビージャ戦で決めた同点ゴールだ。またマジョルカ戦での4-1の大勝には、2アシストでも貢献している。

クラブでの活躍を、スペイン代表にも持ち込んだ。シーズンの多くの時間をCBとして過ごしたにもかかわらず、フルバックとしての感覚を少しも失っていないことを見せ付けた。ワールドカップでは果敢に攻撃参加するウィンガーとなり、ファンを楽しませた。

南アフリカで最も多くの11のシュートを放ったDFとなったことは、何ら驚きではない。得点やアシストはなかったものの、その活躍は高く評価され、カストロールインデックスでは9.79という数字を残し、最高得点の選手となった。FIFAによる大会ベストイレブンにも選出された。5試合の無失点試合、何よりワールドカップ制覇に大きく貢献したことを考えれば当然だろう。