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Goal.com 50:ワルテル・サムエル(29位)

// インテルの昨季の素晴らしい成功は、ソリッドな守備の上に成り立ったものだった。その中心にいたのが、ルシオとCBコンビを組んだワルテル・サムエルである。

ベテランのアルゼンチン人DFはこれまで、ボカ・ジュニオルス、ローマ、レアル・マドリーという世界でも有数のビッグクラブでプレーしてきた。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督の下での3冠達成ほどの大きな成功は、これまでなかった。

かつてローマ在籍時に「壁」との異名を取った男は、生まれ付いてのDFであることを昨シーズンに証明した。空中戦に強く、タックルは的確。シーズンを通じて全大会で38試合に出場し、自身の能力を見せ付けた。その中で14枚のイエローカードを提示され、退場も1度あった。しかし、彼の存在に、モウリーニョ監督は大きな信頼を寄せていた。

ワルテル・サムエル
最高の瞬間


カンプ・ノウで見せた素晴らしい守備により、インテルのチャンピオンズリーグでの進撃を続けさせた
シーズンを通じて安定し、チームが調子を落とした時期にも、守備陣が非難を受けることはなかった。チームメートらと同様に、過去最高のチャンピオンズリーグも楽しんだ。グループリーグのディナモ・キエフ戦ではゴールも記録し、バルセロナとのアウェイゲームでは、存在はさらに際立った。0-1で敗れはしたものの、ファーストレグの勝利をしっかりと生かしたのだ。

その数日後には、チームをセリエA優勝へ向けて加速させた。ラツィオ相手にヘディングを決め、2-0の勝利に貢献したのだ。こうして、セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグという3冠は達成された。

クラブでの活躍から間を置くこともなく、サムエルはアルゼンチン代表に招集された。だが負傷に悩まされ、さらにはドイツ相手の準々決勝で大会を去ることとなり、こちらは満足なものとなったとは言いがたい。

2009-10シーズンで、サムエルはわずか5試合しか負けを経験していない。勝者のメンタリティーを胸に、これからも世界のサッカー界に名を知らしめるだろう。