パネンカ氏:「S・ラモスのチップキックに誇りを感じる」

チップキックPKの代名詞が語る
元チェコスロバキア代表のアントニーン・パネンカ氏が、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがEURO2012準決勝ポルトガル戦で見せたチップキックについて語った。

スペイン対ポルトガルのPK戦。S・ラモスはパネンカ氏を彷彿させるようなチップキックで、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオが守るゴールを破った。スペイン『マルカ』のインタビューに応じたパネンカ氏は、自身がチップキックPKの代名詞となっていることを誇った上で、S・ラモスを称賛した。

「PKでチップキックが蹴られる時に、私だけではなく国のことも思い出される。そのことに誇りを感じるよ。チェコスロバキアのサッカーにおいても素晴らしいことであったように思う」

「S・ラモスのプレーも見たよ。驚いたね。もちろん技術は持っているが、彼はDFの選手だ。チップキックを蹴ることは期待していなかったよ。彼のプレーを誇り高く思っている」

チップキックを蹴るには、練習が必要なようだ。

「S・ラモスは、チップキックのモデルとして私のプレーを見たはずだ。彼のような世界的な選手から参考とされることには、大きな誇りを感じるよ。あのようなキックを蹴るには、相当な練習が必要だ。誰でも蹴れるわけではない」

イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、準々決勝イングランド戦で決めたチップキックについても触れた。

「私のキックと比べ、どちらがより美しいのかは分からない。私のキックはより緩やかな放物線を描き、ピルロのはボールスピードがあった。重要なのは、枠に収まったことだ」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがチップキックを蹴らない理由を問われると、こう返した。

「各選手がそれぞれのスタイルを持っている。彼らもチップキックの練習をしていたとしたら、いつの日か試みるだろう。逆に練習をしていなかったら、蹴ることはない。彼らであろうと、練習をしなければ他選手と同様に失敗するだろう」