世界2位の鹿島CB・昌子源がDF陣で最高位…“目に見えづらい働き”を“可視化”した守備力に高評価/Goal25

日本初開催となった2016年の日本人選手を表彰する『Goal25』。DFからは、18日のFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016で準優勝を遂げた鹿島のDFリーダー・昌子源が14位で最高位を獲得した。

2016年に国内外でプレーした日本人選手のベスト25名を表彰する『Goal25』。全世界ベスト50名を表彰する『Goal50』のローカル版として今回、日本で初開催となった。日本国内外で取材活動を行う記者、編集者審査員によってノミネート選手が決定したが、DFで最高位を獲得したのは14位の昌子源だった。

DFを評価するのは簡単な作業ではない。FWやMFと違い、ゴールやアシストという明確な数字で表すのが難しく、“目に見えない”働きが重要ということがあるからだ。一方で失点の責任を背負うことも多いため、DFが1試合を通して、もしくはシーズンを通して高い評価を得るのは、攻撃陣よりも難易度の高いことだと言える。

そうした意味で今シーズンの昌子は、鹿島アントラーズのCBとしてDFを統率し、リーグで2番目に優れた失点数を記録したチームの原動力となった。今回の選考対象には入っていないが、18日に決勝が行われ、鹿島が準優勝に輝いたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016では、そのDF能力を世界に轟かせた。相手ストライカーを封じ込める1対1、危険を察知したカバーリング、出足の早いボール奪取など、鹿島をアジア初の決勝進出へと導いた要因の一つは間違いなく守備力であり、その中心にいる人物こそが昌子だった。

昌子は14位ながらも、日本代表で先発を任される15位の酒井高徳や18位の森重真人、20位の酒井宏樹を抑えてランクインしたが、これは、昌子のポテンシャルと確かな技術が証明されつつあるという証拠だ。

その他、DFで25位内に入ったのは浦和レッズの遠藤航だけである。リーグ最少失点の守備と同時に、攻撃の起点となるプレーで、シーズンを通して一定の存在感を示した。

一方、ランク入りした酒井高や森重、酒井宏、ランク入りを逃した29位の長友佑都、31位の吉田麻也、35位の槙野智章など、日本代表で先発ピッチに立つレベルにある選手は、高い評価を得られなかった。これは、先述した、DFの評価の難易度が攻撃陣と比べて高いという理由とともに、DF陣の多くが、それぞれのポジションで突出したパフォーマンスを披露し続けられなかったということだろう。

サッカーのライブ&オンデマンドを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。