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本田、契約条件ではミランと大筋合意? 伊紙報道

ミランへの移籍の可能性が連日報じられているCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑について、イタリアメディアは26日にも続報を伝えている。

ミランがターゲットとしていたマンチェスター・シティFWカルロス・テベスのユヴェントス移籍が正式に決定したことで、ミランは本田およびレアル・マドリーMFカカーの2人に的を絞ったと各メディアは見ているものの、各種の条件から本田の方がカカーをリードしているという見方が強いようだ。

ミランは本田の兄でもある代理人に接触したとすでに報じられていたが、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』はそのさらなる詳細について報じた。26日付同紙によれば、本田の兄および代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏、オベルト・ペトリッカ氏が先週会談し、契約条件について大まかな路線で合意したとのことだ。

契約条件は税別で年俸250万ユーロの4年契約。出来高ボーナスを加え、最大で300万ユーロに達するとされている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』も同じく、本田側の希望額は300万ユーロだと伝えている。

マドリーの新たな指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督は、就任時にカカーを戦力として構想に含めていることを示唆する発言をしており、ミラン復帰の可能性はやや低まったと見られている。仮にマドリーが放出に応じるとしても、カカーの年俸は本田の2倍に達することに加え、年齢が高いことでも本田より不利だとされる。

ミランと本田本人との合意には障害はないとの見方であり、後はCSKAモスクワとの合意が得られるかどうかが焦点となるかもしれない。12月で契約が切れてフリーで獲得できるようになる本田に対し、ミランは最大でも300万ユーロほどの移籍金しか提示しない意向のようだが、CSKAがこれに応じるかどうかは不透明。『コッリエレ』はエヴァートンが本田の獲得に700万ユーロを準備しているとも伝えており、CSKAが金額の引き下げに頑なな姿勢を示す可能性もある。

もう一人、ミランが同ポジションの補強候補として検討していたとされるボローニャMFアレッサンドロ・ディアマンティに関しては、本田より年齢が高いこと、ボローニャの要求額が高いことなどからミランの関心は冷めつつあると報じられている。

ユヴェントスが獲得したテベスが背番号10を着けることが決まったことも意識してか、『ガゼッタ』は本田とカカーの写真を並べた記事で「ミランが10番を狙う」とタイトルを付けている。必ずしも背番号を意味するものではなく、攻撃的MFのポジションを表す意味も込められていると思われるが、仮に本田の移籍が実現した場合には背番号10となる可能性もあるのだろうか。

現在10番を着けているMFケヴィン=プリンス・ボアテングに関しては、以前から他クラブへの移籍が盛んに取りざたされている。『ガゼッタ』は、ミランがボアテングの放出に向けた動きを加速させる可能性があるとしながらも、現時点で具体的なオファーはないと伝えている。