遠藤:「過去2大会と予選突破の喜びは同じ」

ホームでは初のW杯出場決定
日本代表は、4日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦を1-1の引き分けで終え、5大会連続の本大会出場を決定した。MF遠藤保仁は試合後、記者からの質問に対して次のように語った。

「最後、見ている人はヒヤヒヤしたと思うし、アンラッキー的なゴールを決められて、残り10分あって、なんとか追い付いてという。ハンドはラッキーでしたけど、最後まであきらめない気持ちが引き分けにつながったかなと思います」

―PKのときは本田が決めるのを信じていた?

「はい。まあ、信じて見ていただけです。決めてくれって」

―遠藤選手は蹴らなかった?

「普段も圭佑がずっと蹴っているから、圭佑が行くかなっていう感じです」

―中にいる選手たちは先制されたことで、動揺は。

「ボール回しも、マイク(ハーフナー)が入ってパワープレーという感じではなく、しっかりつないで、最後のところでマイクを使うという意思統一はできていたので、極端な焦りはなかったですけど。残り10分しかなかったので、どこかでワンチャンスという感じで、後ろは我慢強くっていうのは心掛けていましたけど」

―独特の試合の難しさを感じた?

「基本的にはゲームを支配できていたと思うので、入りも悪くなかったですし、何本か危ない場面もありましたけど、みんな冷静に戦えていたと思いますし、雰囲気に呑まれずやれていたと思いますけど」

―前半の早い段階で、FKとミドルを打ちましたが。

「FKはいろいろ試せる位置だったので、最終的には打ちましたけど、最初は打つ選択ではなかったので、最後の相手のポジションを見て、シュートを蹴りました」

―いろいろというのは?

「いろいろです。中身は言えないですけど」

―蹴り方のバリエーション?

「いや、チームとしての。蹴る、蹴らないを含め。最初のほうだったのでシュートで終わるのも大事だったので、蹴ろうと決めたら集中して蹴りましたけど」

―これで本大会が決まりましたが、改めて。

「僕自身は3回予選を経験しましたし、ホームで決められたのは初めてですけど、それだけ予選を戦ってこられたのは、自分にとって良い経験でした。今日、明日ぐらいはみんなで喜んで、まだ最終予選も続きますし、その先にはコンフェデもありますので、喜びつつ、次の目標に向けて、自分としてもチームとしても成長できるようにしていければいいと思います」

―珍しくお立ち台で絶叫しましたね。

「たぶん、テレビ的に時間がなかった感じでしたし、みんな真面目なことを言っていたので、手っ取り早いことを言っただけですけどね」

―過去2大会と、喜びの度合いが違ったわけではない?

「最初の無観客試合で決めた試合も同じようにうれしかったですし、前回のウズベキスタンで決めた試合もうれしかったですけど。ホームで決められたのは全然違いますけど、喜びは同じですよ」

―チームの中での存在感が年々変わっていても、変わらない?

「一緒ですかね。1回目の予選はあまり出場できないまま終わってしまったので、あとの2つは自分がほとんど出場できて決められて、っていう感じなので、年を重ねるごとにチームのことも考えないといけないですし。そういう意味では、今回いろんなことに注意しながら、一安心というか、ここが最終的な目標でもないので、あとは次に向けてという感じですかね」