今野:「本田が前に入ったのは大きかった」

ケイヒルを抑え予選突破に貢献
日本代表は、4日に行われたワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦を1-1の引き分けで終え、5大会となる本大会出場を決定した。日本にとって最大の脅威となることが予想されたFWティム・ケイヒルへの対応という難しい仕事をこなしたDF今野泰幸が、試合後にオーストラリア戦を振り返った。

―ケイヒルを封じるという意味でいい仕事ができたのでは? 

「まあ危ない場面もありましたけどね」

―うまく相手の特徴を消していたが? 

「日本が良かったから、攻撃のリズムがいいから守りやすかった、守備が良かったというのはあります」

―前に本田選手が入ったことも大きかった?

「大きいですね。すごく落ち着くし、やっぱ相手も来たくても来れないみたいな感じだから。必然的に(相手の)攻撃の時間がなくなるし、リスクマネジメントもしやすくなるから、すごいやりやすかったです」

―ボールを失った後の最初の守備にも行ってくれたのでは? 

「前田さんもすごく切り替えが早かったし、それでも何度か危ない場面は作られたんで、課題ですけどね」

―相手は左右に揺さぶって薄いところをついてきたのでは? 

「サイドバックの上がった裏のスペースを狙ってきていましたね。それは結構突かれていたので、危ない場面はありましたけど」

―やりながら慣れていった? 

「いや、最後までヒヤヒヤしましたよ。僕らの上がったスペースを狙うとか、カウンターとかだけが狙いだったから、最後まで怖さはありましたけど」

―栗原選手が入って、今野選手が左に行った交代はスムーズにできた?

「驚きはありました」

―練習は? 

「してなかったですね。まあ自分をベンチに下げず、そのまま使ってくれるのはうれしいんで、期待に応えたいなと思って普通にすっと入りました」

―(予選を)突破することは難しいということを改めて実感したのでは? 

「ホント難しかったですね。今日は負けてもおかしくなかった。でも正直言えば、今日の内容からすれば1~2点先に取って、相手が焦ったところで間、間にパスを通していきたかった。追加点を狙いにいく展開にしたかったですね。そうできるチャンスはあったし」

―これでようやく世界へのチャレンジができるが。

「個人的にもそうだけど、チームの完成度をもっと上げていきたい。どんどんパスがつながったときは怖い攻撃ができてるから、それをディフェンスラインからもやっていきたいと思ってます」