栗原:「こういう相手に結果を出さないと」

3バックは思い通りに機能せず
30日に豊田で行われた国際親善試合ブルガリア戦は、0−2で日本の敗戦となった。この試合3バックで前半を戦った日本代表だったが、確かな手応えを得るまでには至らなかったようだ。フル出場を果たしたDF栗原勇蔵が、試合後に語った。

—今日はフル出場? 

「前半やった3−4−3で慣れてない分、横ずれもあったし、結構体力を使って後半はちょっとバテちゃって、最後の方もきつかった。ブルガリアも強かったけど、こういう相手に結果を出さないとダメだし、次オーストラリア控えてるんで切り替えて、次は結果を出せればいいと思います」

—次への修正点? 

「いつものやり方の時は今まで通りやればいいと思うし、ホントに日にちもないし、あとはメンタルっていうか、強い気持ち。今やれるところはそこだと思うんで、そこはあと何日かありますけど、徐々に上げていければいいかなって思ってます」

—今後3バックを使う時の状況は? 

「あの3バックは守備的じゃなくて攻撃的な3バックだから。後ろが重くなるんじゃなくて、5バックになりがちなんだけど、そういう3バックじゃないから。やっぱりリードされてる時とか追いつきたい時とか、点がほしい時に使うって話はしてました」

—どうしても後ろが余り気味で前の方が人数が足りない時間が長かったが? 

「ホントにそれじゃ意味ないっていうか、自分が入ってたポジションだけがセンターバックで、今ちゃん(今野)と(吉田)麻也のところはサイドバックと考えると監督も言ってたから、実質センターバック1人みたいな感覚でやらないといけない。サイドバックと言われてるところがもっと前に絡んでいかないと攻撃的な3バックは機能しないと思うから、そこをもっとこれからどんどんやって、実戦で使えるようになっていければと感じました」

—右の方に大きなスペースがあって内田も吉田も前に行けず、左は多少行けたが、そのバランスは? 

「相手の左の方が起点になる人がいたりしたから、うまいことやられたってのもあるし、そこは相手に関係なく自分たちの形に持っていかないとダメだと思うし、ちょっと今日はやってる中ではきつくて、そこまで感じることはできなかったけど」

—4バックに戻してからは普通にやれた? 

「うん、やっぱりいつやってるからスムーズだし、距離感もパッと顔を上げた時にどこにいるとかっていうのが感覚的に分かってるから、それだけでも全然違うし、そういうふうになっていくにはやっていかないとダメだと思うし、今日よくなかったかもしれないけど継続して。最初の方はうまくいかないし、そんなにすぐうまくいくもんじゃないと思うから。でもなかなか継続的にやれることがなかったからホントに挑戦だと思うし、これからオプションもどんどん増えた方がいいに決まってるから。監督が決めることだけど、自分たちはそれをやれるようどんどん吸収してこれから使い分けられればいいかなと」

—オーストラリア戦という重要な試合の前に2つのシステムをやったことが混乱にならないか? 

「自分たちがうまくいかなかったとかじゃなくて、オーストラリアも絶対にスカウティングしてると思うし、そこで多少はまぎらわすというか、そういうのも絶対あると思う。監督はひと言もそんなこと言ってないけど、そういうのもあると思うし、そこはまったく別で、ホントにオーストラリアの場合は相手もすごい強い気持ちで来ると思うし、ウチも引き分け以上でワールドカップが決まるから、そこは気持ちの勝負になると思うから、何としてもホームで決めて、それでまたイラク(戦)とかでチャレンジできればレベルも上がっていくと思うから」