ビエルサ、「辞任」はラツィオの責任と主張 「約束した7選手の誰も獲得していない」

補強が進まず、合宿開始が迫ったことで決断を下したと説明

マルセロ・ビエルサ氏がラツィオ監督を辞した理由を説明した。クラブが約束を守らず、補強が進んでいないことが原因と主張している。

ラツィオは8日、公式声明でビエルサ氏の「辞任」を発表した。「義務の明白な違反」だと強い調子で非難しており、クラウディオ・ロティート会長は法的措置も辞さない構えと伝えられている。

だが、ビエルサ氏は同日、筋を通さなかったのはクラブの方だと主張した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアが、ビエルサ氏の声明を伝えている。

「私とスタッフがこの決断を下したのは、4週間が経っても、我々が求め、ロティート会長が認めた7人の補強のうち、どの選手も獲得できていなかったからだ。昨季のチームから18選手を放出するという決定も考慮すれば、補強が必要だった」

「仕事の計画を進めるための必要条件として承認されていた。少なくとも4選手を7月5日までに獲得することになっていた。だが、現時点でまだ補強はまったく実現していない。にもかかわらず、クラブは契約を公表した。補強がなければ実現されないにもかかわらず、だ」

「現時点で状況は同じであり、展望は不透明だ。キャンプ開始まで3日となり、これ以上決断を延期することはできなかった。私の仕事のスタイルとして、選手たちがそろっていることは非常に重要なことだ」

ビエルサ氏はアルゼンチン代表の次期監督候補とされ、再び同代表を率いることに惹かれたとの見方もあるが、本人はオファーがないと強調している。

「私はまったく仕事のオファーを受けておらず、それを明確にしておくことは重要だ」

ロティート会長は9日に会見を開く予定で、ラツィオ側の反論が待たれるところだ。