インテルが狙うバネガ、あと2試合出場でセビージャと自動的に契約更新

セビージャMFエベル・バネガをめぐる競争は、最終局面に突入している。バネガは現行契約に記載されている条項により、残留に迫っているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

バネガは2014年夏にセビージャと2年契約を交わした。その際、セビージャは契約に1年の延長オプションを付けていた。そのための条件はバネガが2年目のシーズンで30試合以上に出場(1試合につき45分以上プレーすることが前提)するというもの。バネガは今季すでに28試合に出場しており、あと2試合で自動的に契約が延長される状況だ。

だが、この条項はクラブ側が設定したもので、選手は不服を唱えてFIFAに訴えることもできる。バネガが移籍を希望するのであれば、FIFAに対してセビージャから一方的な条項を突き付けられたと異議申し立てを行い、FIFAがこれを認めれば今季終了時にセビージャとの契約を満了させることも可能なようだ。

セビージャでの活躍によりアルゼンチン代表にも定着しつつあるバネガに対しては、以前からインテルが獲得への興味を示していた。インテルはセビージャとの契約期間が半年を切った同選手に年俸1000万ユーロ(約12億円)のオファーを提示して、次の夏にフリーで引き入れる狙いを持っているとされる。ユヴェントスも一時同選手に関心を寄せていたが、最終的に具体額を用意して動いたのはインテルだけだったとみられている。

バネガのセビージャでの年俸は400万~500万(約4億8千万~6億円)ユーロ程度だとみられる。インテルに行けば年俸アップが望めるが、選手にはバレンシア時代にボカ・ジュニオルスにレンタル移籍させられた苦い過去があり、現在良好な関係を築いているウナイ・エメリ監督の下でプレーを続けることを希望しているともいわれる。順調に行けばバネガの残留は濃厚だが、果たして...?