会長発言に怒る監督が辞任…パレルモがまた指揮官交代へ

パレルモの混迷が止まらない。マウリツィオ・ザンパリーニ会長の発言に怒ったジュゼッペ・イアキーニ監督が、8日に辞任したようだ。イタリアメディアが伝えている。

ザンパリーニ会長は今季途中にイアキーニ監督を一度解任したが、その後は監督人事をめぐって混迷。次々に指揮官が代わることになり、最終的にイアキーニ監督を呼び戻した際、ザンパリーニ会長も「混乱を招いた」と謝罪していた。

だが、セリエA前節でインテルに敗れたパレルモは、降格圏に勝ち点1差の17位と低迷したまま。イアキーニ監督が復帰してからの3試合で勝ち点1しか挙げていない。ザンパリーニ会長はインテル戦の黒星を受け、イアキーニ監督の戦術を酷評。「敗者のメンタリティー」「このままなら次のナポリ戦も0-5で負ける」と痛烈にこき下ろした。

この発言を受け、イアキーニ監督は辞意を申し出たともよう。クラブは公式メディアで発表していないが、イアキアーニ監督は8日の練習でも指揮を執っていない。ザンパリーニ会長は前回イアキーニ監督を解任した11月にチームを託し、だが1月に解任したダヴィデ・バッラルディーニ氏に再び連絡しているそうだ。

ザンパリーニ会長は『Radio24』で、次のように述べている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「どうして彼が怒ったのかは分からない。彼なりの理由があるのだろう。彼は去ることを望んでいる。我々は選手たちと一緒に彼を止めようとしているんだ。今年はこういう一年なんだよ。これからバッラルディーニに連絡しなければいけない。彼が引き受けるか、様子をみよう。私は困っている」

「イアキーニはクラブと対話することを望んでいない。狂ってしまったんだ。もう彼はイアキーニじゃない。オーナーが自分のチームについて話せないというのか? イアキーニは能無しで、チームに悪いプレーをさせ、試合に負け、この13試合で平均勝ち点0.7ポイントなんだ。彼は敗者のメンタリティーなんだよ。契約は今年までだったし、別のチームともう合意しているんじゃないか」

それでも、ザンパリーニ会長は降格を免れると信じているようだ。

「セリエBには行かない。我々はフロジノーネに勝ち点7差をつけるだろう。彼らの選手たちはセリエBレベルだが、ウチにはセリエAレベルの選手たちがいる。彼らは走るが、我々もまとまるよ」