ミハイロビッチ、辞任説を一蹴 「ミラン以上のところがどこにある?」

ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が8日、辞任の可能性を否定した。将来の成功を目指し、土台をつくっているところだと強調している。

2016年に入って好調だったミランは、セリエA前節でサッスオーロに敵地で0-2と敗れた。チャンピオンズリーグ(CL)出場ラインの3位ローマとは勝ち点9差となり、欧州最高峰の舞台への切符を取り戻すことが難しくなっている。

シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は、負傷離脱したFWエムバイェ・ニアンの代役として先発出場したものの、精彩を欠いたFWマリオ・バロテッリの起用に不満を抱いているとされる。以前からFWカルロス・バッカとのコンビに疑問符をつけていたからだ。

ミハイロビッチ監督はこういったベルルスコーニ名誉会長の「現場介入」をよく思っていないとされ、一部メディアで今季終了後の辞任を考えているとの報道が浮上した。ミランはサッスオーロのフランチェスコ・ディ・フランチェスコ監督を後任候補に挙げているとも言われる。

だが、ミハイロビッチ監督は8日、クラブの公式チャンネルで次のように強調した。

「私はミランと契約しており、今後の成功に向けた土台をつくっていると思っている。その未来の一員でありたいと思っており、ミランとその成功にたどり着きたいと思っている。一つの黒星でこういう噂が戻るのは残念だ。私とチームは次のキエーヴォ戦やコッパ・イタリア決勝に集中している。根拠のない噂だ」

「ミラン以上に過ごせるところがどこにある? 問題はあるかもしれないが、それはどこにでもあるものだ。私はとても満足しており、ミランのベンチに座る機会を与えてくれた会長や(アドリアーノ・)ガッリアーニCEOへの感謝を決してやめない。自分の仕事への確信と誇りを持ちつつ、胸を張って前進する」

指揮官はサッスオーロ戦の黒星が悔しいものであったと認めつつ、目標達成のために前を向くと続けている。

「痛い黒星だった。この2日はあまり眠れなかったが、それも普通のことだ。ここまでやってきた良いことを忘れてはいけない。すぐに挽回しなければいけない。周囲の喧騒に興味はないんだ。残りは10試合。1試合ずつ取り組んでいこう」