3トップそろい踏みでフィオに完勝のローマ、7連勝でCLマドリー戦へ

4日に行われたセリエA第28節、ローマ対フィオレンティーナの一戦は、4-1でホームのローマが勝利を収めた。

勝ち点で並び、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う両チームの直接対決は、6連勝中のホーム・ローマが立ち上がりからボールを支配し、前半を圧倒した。

均衡が破れたのは22分。ピアニッチのスルーパスでサラーが抜け出し、折り返しをエル・シャーラウィが押し込む。冬に加入した背番号22は、6試合で5得点と好調を維持している。

3分後には追加点。ペロッティとのワンツーから、サラーが左足でシュートすると、アストーリに当たったボールがGKタタルサヌを越えてゴールに沈んだ。

エル・シャーラウィ、サラーと決め、次の出番は3トップの最後の一人、ペロッティ。27分にアストーリからボールを奪ってからのシュートはポストに嫌われたが、38分にチームの3点目を決める。アストーリを抜いたエル・シャーラウィのアシストを、ゴール前で楽々と押し込んだ。

序盤の13分にイリチッチの惜しいシュートがあったフィオレンティーナだが、直後にエル・シャーラウィとの衝突でボルハ・バレロが足を痛め、以降は負の連鎖に苦しむ。バレロは2点を先行されてから29分に続行不可能となり、テージョと交代。34分にもベシノが負傷し、バデリと代わる。

それでも、前半終了間際にフィオレンティーナは1点を返した。テージョが仕掛けてディーニェに倒され、PKを獲得。これをイリチッチが決め、一矢報いてハーフタイムを迎える。

だが、後半も流れは変わらなかった。58分、ローマが4点目を奪う。ピアニッチが裏に出し、オフサイドラインを破ってフリーとなったサラーが、タタルサヌの股を抜く冷静なグラウンダーのシュートでドッピエッタを達成した。前半戦でも古巣相手にゴールを決めた背番号11は、今季11点目。

これで完全に気をくじかれたフィオレンティーナに対し、ペロッティを下げてヴァンキュールを投入し、守備力を高めたローマは、77分に今後が騒がれているトッティを投入。エル・シャーラウィとの交代で今季6試合目の出場を果たした背番号10には、観客から大きな拍手が送られた。トッティはアディショナルタイム、ポスト直撃のFKを放っている。

完勝で7連勝を飾ったローマは、良い流れでレアル・マドリーとのCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグに臨めることとなった。一方、フィオレンティーナは公式戦5試合で1勝と苦しんでいる。