88分のスーパーサブ弾で15連勝! ユーヴェ、ナポリとの天王山を制して首位に浮上

13日に行われたセリエA第25節、ユヴェントス対ナポリの一戦は、1-0でホームのユヴェントスが勝利を収めた。

キエッリーニとカセレスが負傷で不在のユーヴェは、3バックではなく4バックを選択し、リヒトシュタイナーとエブラが両サイドを務める。4-4-2の中盤には、復帰したばかりのケディラが先発。前線はモラタとディバラがコンビを組み、ベストメンバーのナポリを迎えた。

総得点が2位、総失点が首位のユーヴェと、総得点が首位、総失点が2位のナポリ。ともにクラブレコードとなる14連勝と8連勝を達成し、勝ち点2差で迎えた天王山とあり、両チームは前半から随所にクオリティーの高さを見せる。高い集中力を保ち、互いに決定機をなかなか許さない。

ユーヴェは14分にクアドラードが右45度からシュートを放ち、20分にはポグバがFKから直接狙ったが、大きな危険を与えるには至らない。

一方のナポリも、前半は枠内シュートなし。だが、あと一歩という場面はつくった。35分にはヒサイが見事なアーリークロス。タイミングはイグアインが頭で合わせるのに完璧だったが、直前でボヌッチの見事なクリアに遭う。

ナポリは38分にもアーリークロスから惜しいシーン。カジェホンがイグアインに向けて精度の高いボールを入れる。だが、背番号9には惜しくも届かなかった。

拮抗した展開でスコアレスのまま前半を終えた両軍は、後半も立ち上がりにインシーニェとポグバが深い位置を突破してチャンスメークを図るなど意欲を見せた。だが、こう着状態とあり、徐々にミスも増えていく。

アッレグリ監督は53分、アクシデントで先に動くことを余儀なくされる。前半にケディラと衝突して以降、足を引きずる場面も見せていたボヌッチがプレー続行不可能となり、ルガーニを投入した。さらに5分後には、モラタも手を痛めたようで交代。指揮官はザザを送り出す。

それでも、ユーヴェは62分にここまで最大の決定機。左サイドのポグバが見事な技術でボールをキープしてから、グラウンダーの鋭いボールを入れると、走り込んだディバラがダイレクトで合わせる。だが、左足のシュートはクロスバーをわずかに越えた。

6戦連続得点中のエースに良いボールを供給できないナポリは、ボールこそ持つが打開できず。ゴールへの糸口が見つからず、サッリ監督は77分にインシーニェを下げ、メルテンスを入れる。80分にはハムシクが左足でミドルシュートを放つが、クロスバーを越える。

両指揮官が「終わってからも13試合が残っている」と強調していた両チームは、無理をして仕掛けることがなく、試合はこう着状態で時間だけが過ぎていく。アッレグリ監督は87分、足を痛めた様子も見せていたディバラも下げ、アレックス・サンドロを入れる。

だが、このままドローに終わるかと思われた88分、一発で均衡が破れる。エブラからのパスを受けたザザが、トラップでクリバリのマークを外してから左足でミドルシュート。アルビオルに当たってわずかにコースが変わり、これが決まった。

ナポリはすぐにガッビアディーニを投入するが、あまりにも残り時間は少なく、3分のアディショナルタイムでも追いつけず。イグアインの連続得点、チームの連勝を止められ、首位の座から陥落と悔しい結果に終わった。

セリエA記録まであと2つとなる15連勝を飾ったユーヴェは、ついにナポリを抜いて勝ち点1差で首位に浮上。ボヌッチらのコンディションが心配されるが、次節ボローニャ戦を経て、23日には次のビッグマッチ、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦に臨む。