セリエ首位でもインテルへの批判絶えず イタリアの御大からも「古いサッカー」

セリエAで単独首位に立っても、インテルのプレーに対する批判の声は絶えない。イタリアサッカー界のレジェンドであるアッリーゴ・サッキ氏も、ロベルト・マンチーニ監督率いるチームが見せるサッカーに不満を感じているようだ。

22日のフロジノーネ戦で4-0と今季初めて大勝したインテルは、同日の試合でフィオレンティーナが引き分けたため、第13節を終えて2位に勝ち点2差の単独首位に立った。スクデット獲得への期待が高まっている。

だが、今季の9勝のうち7勝がウノゼロ(1-0)だったインテルは、堅固な守備こそ評価されているが、攻撃面での物足りなさを指摘され続けている。かつてサッカー界に革命をもたらしたサッキ氏も、その一人のようだ。イタリアメディアがコメントを伝えている。

「インテルは古いサッカーをしている。こういうサッカーでは、一部の国では評価されないだろう。だが、勝利がすべて、結果がすべてのイタリアのような国では構わないとされるんだ」

サッキ氏の苦言はイタリアサッカー界の文化にも及んでいる。

「多くの国では、サッカーがスポーツのショーとなっている。だがイタリアでは、ショーになっていない。美がないからだ。スポーツですらない。多くのスキャンダルが示すように、ルールが守られていないからだ」

だが、サッキ氏はイタリアに優れた指揮官が出てきていると期待を寄せているようだ。

「今の我々は良い時期にある。美を追求し、楽観的で、よりクリエイティブであり、どことの対戦でもオープンに勝負しようとする監督たちのグループがいるからだ」