
インテルのロベルト・マンチーニ監督は、接触を否定している。だが、関心は寄せているのかもしれない。一方で、古巣の“上司”たちは、言及を避けている。
イタリアメディアは、マンチーニ監督がニューヨーク・シティMFアンドレア・ピルロの獲得を目指し、選手に電話で誘いをかけていると報じた。だが、マンチーニ監督は7日の会見で、「彼と話したことはない」と否定している。だが、マンチーニ監督は「サッカーではどんなこともあり得る」とも述べた。クラブの公式ウェブサイトやイタリアメディアが伝えている。
「MLSのシーズンは終わった。彼は休みたいかもしれない。だが、イタリアに戻りたいと思うなら、誰かが関心を寄せるかもしれないね。素晴らしいクオリティーの選手だからだ。普通の選手じゃない。彼ほどプレーを理解している技術クオリティーを持つ選手はいないよ」
「我々にはフィジカルが非常に強い選手たちがいる。だから、(ピルロと)似たような特長の選手たちを将来的に探すことはあるかもしれないね」
もしもピルロがインテルに復帰するとなれば、彼の古巣であり、インテルのライバルであるミランやユヴェントスはどう思うのだろうか。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはこの日、ピルロの噂についてこのように述べた。
「我々はインテルから彼を獲得し、幸いにも10年間彼と一緒だった。インテル復帰? 知らないよ。何か知っていたとしても、言うことはない。1月にどうなるのか、様子を見よう」
ユーヴェのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、7日の会見で次のように語った。
「私には関係のないことだよ。1月のマーケットが近づいているから、いろいろな噂はある。選手というのは、行き来するものだ。だが、今の私にはほかに考えるべきことがある」