退場者出したミラン、フィオレンティーナ相手に2失点の黒星発進 本田は先発も39分で交代

23日に行われたセリエA開幕戦、フィオレンティーナ対ミランの一戦は、2-0でホームのフィオレンティーナが勝利した。MF本田圭佑は先発出場したが、味方に退場者が出たため39分で交代している。

プレシーズンで好調だった両チームの対戦。復活を目指すミランは、コッパ・イタリアのペルージャ戦と同じメンバーで臨み、本田はトップ下に入った。フィオレンティーナは古巣ベティスへの復帰が騒がれるホアキンがベンチ外となり、トップには新加入カリニッチを起用する。

立ち上がりはフィオレンティーナが主導権を握った。6分には速攻からイリチッチが先制点を狙う。ディエゴ・ロペスが前に出ているのを見ると、右サイドから意表を突くシュートを放つが、D・ロペスのセーブに阻まれた。

20分にはフィオレンティーナに絶好機。イリチッチが柔らかいタッチで前方にパスを出すと、ロドリゴ・エリーの裏を取ったカリニッチがD・ロペスと1対1になる。だが、シュートはミラン守護神の足に防がれ、ビッグチャンスを逸した。

少しずつ盛り返したミランは、29分に右サイドの深い位置で本田が粘り、デ・シリオのクロスにボナヴェントゥーラが頭で合わせるが、シュートは枠をとらえない。

36分、ミランにトラブルが発生。後ろからカリニッチを倒したエリーが、2度目の警告で退場となる。さらに、このプレーで与えたFKをマルコス・アロンソに見事直接沈められ、ミランはスコアでも人数でもアドバンテージを許した。

ミハイロビッチ監督は本田を下げてサパタを投入。ペルージャ戦で1ゴール1アシストと好調だった本田だが、退場者が出たトラブルでリーグ開幕戦は残念ながら39分での交代となった。

数的不利ながらビハインドを背負うミランは、後半に入って前に出る。だが、10人で攻撃することでリスクも背負う形に。53分には、D・ロペスでしのいだが、ベルナルデスキのスルーパスからイリチッチにGKと1対1となるチャンスを許す。

そして55分、ミランはさらなる苦境に立たされた。イリチッチを止めようとしたロマニョーリのファウルでPKを献上。これをイリチッチに決められ、0-2とリードを広げられる。エリーが退場、ロマニョーリはPK献上と、ミランの若きセンターバックコンビにとっては厳しい一戦となった。

苦しくなったミランは64分、ボナヴェントゥーラがペナルティーエリアの角でゴンサロ・ロドリゲスに倒される。エリアの中か外か、際どい場面だったが、PKの笛は鳴らず。主審はミランのアドバンテージを取ってプレーを流した。

イエローカードをもらっていたロンカリアを下げ、アストーリを入れていたフィオレンティーナは、2点差とした緩みからか軽いプレーが見え始める。だが、パウロ・ソウザ監督はイリチッチを下げ、マリオ・スアレスを投入し、逃げ切り態勢に入った。

ミハイロビッチ監督はノチェリーノ、チェルチを投入するが、10人ということもあって最後までゴールを奪えず。開幕前の期待が大きかった新生ミランだが、黒星発進となった。