終わらない「サラー問題」…フィオレンティーナ幹部とインテルが批判の応酬

フィオレンティーナの幹部であるパオロ・パネライ氏が5日、『ツイッター』でインテルを厳しく批判した。インテルはこれに対し、公式声明で反論している。

1月にレンタルで獲得したチェルシーMFモハメド・サラーの去就が問題となっているフィオレンティーナ。サラーの代理人は選手がフィオレンティーナに残留せず、イタリアの別のクラブに移籍すると明言している。イタリアメディアは、移籍先の有力候補がインテルだと伝えている。

フィオレンティーナは4日、公式声明を出し、インテルが契約下にある選手に無断で接触しているのは規則違反にあたると批判した。その翌日、パネライ氏は『ツイッター』でこう述べている。

「(ルカ・)トーニ、(アドリアン・)ムトゥ、(アドリアーノ・)ガッリアーニは、フィオレンティーナがサインを重んじることを知っている。(ヴィンチェンツォ・)モンテッラも知っている。サラーも知ることになるだろう。今ではインテルも知っている。彼らはすでにトーニのときにも経験した」

「親愛なるジョヴァンニ・マラゴー(イタリア五輪委員長)よ、サラーの件は委員会化すべきだ。サインや規則の18条の価値がゼロ以下になることなど許されない」

さらに、一部のイタリアメディアが、エリック・トヒル会長による経営方法に不透明なところがあるとの疑問を投じたことに触れ、パネライ氏はこのように続けている。

「サッカークラブが透明性を守らなければいけないなら、インテルはすでに降格しているはずだ。あの金はどこからくるんだ。ケイマン諸島か? (UEFA会長のミシェル・)プラティニは、インテルがファイナンシャルフェアプレーのルールから外れていることを知っている。模範的な発案をすべき機会だ」

これに対し、インテルは公式声明で「パネライ氏のがく然とする発言を『ツイッター』で読んだ」とし、「不適当な発言でクラブの堅実性と透明性を議論にかけることは許されない」「まったく根拠のない発言でクラブとサポーターを侮辱することは許されない」と反論。次のように続けた。

「サラー選手との問題を隠そうと、インテルが関与していない件にフィオレンティーナがインテルを巻き込もうとしているのは明らかであり、インテルはそのイメージと名誉を守るためにあらゆる場所で動いていく」

インテルの反論に対し、フィオレンティーナは公式声明で、パネライ氏の発言は「個人的」なものであり、クラブとすり合わせた意見を示すものではないと強調した。一方、パネライ氏はインテルの声明を受け、次のように続けている。

「インテルはサラーのことが自分たちに関係のないテーマだと言っている。いいじゃないか。最終的にそれを認めることができれば、私はとてもうれしい。とにかく、フィオレンティーナは彼らに警告した」