本田が5戦ぶり先発もミランの低迷変わらず 精彩欠いて連敗

29日に行われたセリエA33節、ミラン対ジェノアの一戦は、3-1でアウェーのジェノアが勝利した。MF本田圭佑は、5試合ぶりの先発出場を果たしたが目立った活躍はなく、54分に退いている。

前節ウディネーゼ戦の惨敗でホームのサポーターが抗議のメッセージを送る中、ミランは難しいスタートを切る。

開始直後、ジェノアはベルトラッチのミドルシュートが枠を捉え、GKディエゴ・ロペスがセーブ。その後も立ち上がりはジェノアが押し込んだ。

ミランは落ち着きを取り戻してボールを持ち始める。本田とチェルチの同時先発でポジションが注目されたが、本田は右サイド。メネスが左サイドを担当してチェルチがセンターを務めた。

15分、アバーテが最終ラインでの横パスを中途半端なところへ蹴ってしまい、ジェノアのカウンター。イアゴのパスを受けてミランからジェノアにレンタル中のニアンが決定機を迎えるが、再びGKが止めた。

その直後にはミランが相手のミスを突いてメネスが抜け出すが、相手GKペリンがペナルティーエリアを飛び出してボールをクリアする。

本田は16分、ペナルティーエリア右手前から左足でミドルシュートを狙ったが、DFに当たって枠を外れる。その後の本田は引いてパスを受けるシーンが目立った。

先制したのはアウェーのジェノア。37分、中盤でボールを持ったベルトラッチがファン・ヒンケルにユニフォームをつかまれながらもスピードに乗ると、スライディングで飛び込んできたラミを鮮やかにかわして、中央突破でGKと1対1に。冷静に左足で決めた。

前半終了のホイッスルと同時に、スタジアムはブーイングに包まれた。後半になってもミランは立て直せない。

49分、ジェノアはカウンターを仕掛けてペナルティーエリア右でイアゴがボールを持つと、縦に突破して右足でクロス。このボールにティノ・コスタが合わせ、これにニアンが触れて2点差になった。

2点を追うインザーギ監督は、54分に本田を下げてパッツィーニを投入。本田には大きなブーイングが飛んだ。チェルチが右サイドに移り、パッツィーニはセンターに入った。

だが、攻撃の形はつくれない。67分、ボナヴェントゥーラが左サイドを突破してグラウンダーのクロスを送り好機をつくったが、混戦の中からゴールに向かったボールはペリンがファインセーブ。その直後、ミランはCKでショートコーナーを使い、メクセスが強烈なロングシュートをたたき込んで1点差とした。

しかし、ミランは流れに乗り切れない。72分、メネスがエデニウソンのカウンターを止めたということで警告。この日2枚目のイエローカードで退場となった。ゴール裏のファンは抗議の一環でスタジアムから姿を消し、3階席のジェノアファンの応援ばかりが響く。

ミランファンはD・ロペスのファインセーブに盛り上がる場面はあったが、攻撃では盛り上がらず。

アディショナルタイムにはPKでさらに失点し、1-3で試合終了の笛が鳴った。